さぬき市地方は寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は22度から27度、湿度は86%から67%で、なんだか蒸し暑い一日。エアコンのドライモードが働いてくれた。風は2mから5mの西北西の風がときおり。明日の26日は、日本海に中心を持つ高気圧に覆われ、概ね晴れる見込みらしい。で、この週末も晴れて暑くなるらしい。
朝方には小雨が降っていたので今日もデスクワークの一日になった。
今日までに65基ほどの山頭火の句碑のうちの29基までの記事ができたが、地図の修正とか記事の訂正加除などが相次いだ。きれいなマップでもモノクロ印刷すると全く読めなくなってしまったりする。
今頃の書店に行くと「平成二十七年どこそこ館開運暦」などという、いわゆる「こよみ:暦」を売っている。この暦の中に、「納音:なっちん」というものがある。生年月日による干支(かんし:えと)につながるのが「納音」である。
私の場合は、「霹靂火:へきれきか」:戊子(つちのえ・ね)と書いてある。この中に、「山頭火:さんとうか」や「井泉水:せいせんすい」の字がある。でも、それ以外には俳号になりそうな言葉はない。
だから、私もそういう俳号にするならば「霹靂火:へきれきか」ということになるのだが、どうにもこれは難し過ぎる。だから、山頭火も自分の生年月日ではなく、わかりやすい「山頭火」を選んだものらしい。
暦と言えば、時期的には「ダイアリー」だ。私は現役時代から、この「デスク・ブロック」というものをずっと使ってきている。現役時代にはA4版だったが、退職してからはB5版になった。業務用ではないのだから小さくても大丈夫。それに書き込むようなスケジュールも多くはない。
明日の予定がわからないのに、来年用の日記帳を用意するのは無謀かも知れないが、目標というか、人生の予定表というか、こころの杖なのかもしれない。
今日は奥方が洋裁教室に出かけたので、今日のお昼はここになった。さぬき市長尾にある「笠堂や」というプチセルフのお店だ。このあたりにはレストランやソバ屋さん、ラーメン屋さんはない。でも、スーパーやコンビニの弁当というのも面倒くさいし、味気ない。
で、今日はわかめたっぷりの「わか梅うどんの小」である。これで320円。わかめの感触と梅のすっぱさがなんとなく気に入っている。まだ、うどんの味はわからない。おいしいとかも感じない。だから、わかめと梅のコラボが味になっているという程度。
今日もサル軍団が我が物顔で歩き回っている。向こうにすれば、変なやからが移転してきて目障りやなぁ・・と思っているに違いない。でも、わが家もここに引っ越してきて、もうすぐ十年になろうとしているのだが。
ということで、秋の日はつるべ落とし。あっという間に暗くなってしまう。
今日の掲示板はこれ。「人生はできることに集中することであり、できないことを悔やむことではない」というもの。アインシュタイン以降の物理学、宇宙論の第一人者、スティーブン・ホーキング博士。幼少の頃から数学や物理学に才能を発揮していた彼は、17歳でオックスフォード大学に入学。その在学中に、筋萎縮症性側索硬化症という難病にかかり、大きなショックを受ける。しかし、博士の強固な意志と周囲の協力により、精力的に研究を続けてきた。ケンブリッジ大学院の研究生として本格的な宇宙論の研究を始め、1960年後半に「宇宙にはブラックホールが存在する」ことを示した。1980年代になってからは、宇宙の起源や量子力学が宇宙の運命に及ぼす影響について研究を開始。まだ、どうやって宇宙ができたかは解明されていないのだが、博士の功績はじつに大きなものである。
筋萎縮症性側索硬化症は、筋肉に血液がうまく供給されず、次第に全身の筋肉が衰えていくというもの。さらに1985年に患った肺炎により、24時間介護が必要となった。喋ることもできなくなったが、スピーチ・シンセサイザーやポータブル・コンピュータを駆使し、大学等で講演活動を行っている。周囲の理解、協力が博士にとって大きな存在であることは間違いない。そして、それらを無駄しない、まさに「できることに集中する」人生を送っているといえるのだ。宇宙は無限かもしれないけれど、人の一生は有限である。後悔の時間は、反省点を拾い上げる程度に切り上げて、できることに集中して仕事、生活、人生をこなしていきたいものである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。