さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6度から9度という暖かさ。湿度は68%から58%、風は2mから4mの西北西の風が少し。明日の24日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、夜には雨の降る所がある見込みらしい。
こういう穏やかな日にはウォーキングがいいなぁと、いつものダム一周2時間コースの散歩に出た。いい天気だと言っても日差しは弱く寒々しい。
いつもの「県営大川ダム」。 津田川はさぬき市と東かがわ市の市境笠ヶ峰に源を発し、さぬき市大川町を北に流れ、さらに爛川(ただれがわ)、古川、栴檀川(せんだんがわ)を合流し、さぬき市津田で瀬戸内海に注ぐ流域面積 43.7km2、流路延長 15.0kmの二級河川。 大川ダムは、津田川総合開発事業の一環として、津田川流域の治水安全度の向上や流域における水不足の解消のために昭和38年度に完成した。私が中学3年生の頃だったと記憶している。
こういう階段を昇って堰堤状に出る。高さは36m。有効貯水量64万トンの重力式ダムである。
これがダムの堰堤頂上で、長さは124m。正面の建物がダム管理事務所。今は自動管理になっていると聞いた。でも、管理人はいるみたい。
河口に向かって右岸は県道2号線、左岸はこのような管理道路になっていて、車両は通行不可。今はほとんど管理されていないので、一部は土砂で埋まったり、竹木の倒壊があったまんまで放置されている。
水源方向から河口方面を見たところ。右岸が県道で左岸が管理道路。
この水源にある橋の名前が「せんばづるばし」。昔、このあたりに「千羽が嶽」という岩山があって、旅人を助けたという伝説があった。その近くに住んでいた娘さんが、このダムができるときに、この橋の名を「千羽鶴橋」と名付けたという。その橋の名前から、橋の親柱にも折り鶴がデザインされている。橋の欄干にも千羽鶴がデザインされている。
ま、そういうことで、目が見えるようになると、行動範囲も広がってくる。それだったら・・・と、旧宅周辺の草刈りでもやってみようか・・・ということで、午後からは旧宅跡に行ってみた。
すると、わが家の入り口に、こんな不審車両が止まっていて、中に入れない。さてはまた、泥棒が侵入してきたのかと身構えたが、旧宅の中や物置周辺に人影はない。
① わが家の敷地内での自然薯の盗掘
② 松の木やウラジロなどの正月用品の採取
③ クリスマス用のツリーの採取
時期的にはそういうことかなぁと考えたけれど、とりあえずは、私は私のお仕事をやらねば・・・ということで草刈りを始めた。
で、旧宅跡地に向かう進入路周辺の草刈りと・・・
正月用にお墓周辺の草刈りや雑木の処分などをやっておいた。これでお正月の準備は終わって、後は30日の餅つきだけ。こうしておけば、親戚の誰だかがお花を供えてくれるというもの。
そうこうしていると、若者二人が川の中から現れた・・・。見れば、右手に網、左手にバケツを提げている。二人は魚を採取しているのだという。わが家の南の水源に向かって、右手を「津田川」といい、左側を「木村川」と言って、この川はわが家の個人所有の川である。川というか沢である。そこに、固有の魚が住んでいるという話は昔から聞いているが、それを見たことは一度もない。その魚を探しているらしい。
ということは、その魚はわが家のものになるのだが、果たして鑑定やいかに・・・。
今日の掲示板はこれ。「失敗して利口になる 挫折して強くなる 人生に無駄はないんだな」という荒了寛さんの言葉から。確かに了寛さんの言葉には「もっとも」と想うこともあるし、「なるほどなぁ・・」と想うときもある。でも、失敗しても利口にはなれないときもあるし、挫折して弱くなって寝込んでしまうときだってある。人生は無駄だらけだと想うときがどっさりとある。それが無駄だったのか、無駄でなかったのは、後になってみなければわかないのだぞ・・・と私は想う。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。