さぬき市地方は晴れている所もありますが、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっているところもあった。気温は6度から13度、ようやく暖房を入れなくてすむようになった。湿度は86%から48%、風は1mから6mの西北西の風が強かった。明日の5日は、冬型の気圧配置や寒気の影響で広がりやすい見込みらしい。
朝の散歩に行ったら、迷犬ごんが動かない。なんでかなぁ・・と、よくよく見てみれば、またしても捕獲オリの中に小猿が捕まっている。子猫みたいに小さいのに、犬のごんはおびえてすくんで動けない。なんと情けない犬であることか。でも、この小猿は動物園ででも大きくなってほしいもの。
わが家の花壇のチューリップが大きくなってきている。どこかに出かけようとすると、「ダメよだめだめ。私が帰ってきてから・・・」と奥方が言う。仕方がないから午前中はデスクワークになった。
これは三年前に作った「しわく広島お大師まいり開創100周年記念号」の原稿だが、先日に香川県立図書館に行くと、おとなりの「手島八十八ヶ所霊場巡り」の冊子があった。「こんなものなら、うちにもあるぞ」と、第二版を作成することにして修正作業をやることにした。
その100周年の時には山の中で見つけられなかった石仏(札所)が何カ所かあったのだが、その後、幾つかを見つけたので、それを追加したり修正したりしていた。
平成24年が、しわく広島に「島四国」が開かれて100周年になるというので、こういう資料を作って参拝者に配ったり、各戸配布したりしたもの。これは島だけに通用するものだからと、図書館への「納本」はやめたのだが、お隣の島がやっているのならば・・と、再版を決めたのだ。
で、11時半にピアノのレッスンから戻って来たけいこばぁが、「おうどんに行こう!」というのでしぶしぶ出かけた。今の時間帯にうどん屋に行けば行列しないといけない。「並んだって回転が速いから大丈夫!」というので、先月に開店した、この、「マルタツうどん」に言ってみた。お客は多かったが、運良く二席空いていて座ることができた。
ここは、この看板で有名だった「権平(ごんぺい)うどん」の後、「居抜き」でうどん屋を始めたもの。この看板も復活した。
ここはセルフではなくて「一般店」。席で待っていると注文を取りに来る。男性は若い店長さん一人、ご婦人が三人で応対している。
私は「肉肉うどん」、けいこばぁはいつもの「かけうどん」。見栄えは普通の肉うどんだが、お値段が800円とは少し高い気がする。噂では、牛肉と豚肉が入っているので「肉肉うどん」と言うらしいが、普通の「肉うどん」のような気がした。麺はやや細目でなめらかだった、お肉はやわらかくてマイルドだった。
おうどんを食べ終わると、「ふきのとうを探しに行こう」というのでしぶしぶ山に向かった。ふきのとうも最近はすっかりと姿を消した。だから、おそらく、見つからないだろうと思ったのだが、あそこならば・・・ということでハンドルを切った。
十数年も前に見かけたところで、半信半疑で行ったのだけれど、あるわあるわ・・・。
そこいらじゅうが蕗の薹だらけ・・・。
どっさりとレジ袋二つにいっぱい取ったのだけれど、お掃除をしたら、これだけになった。これでフキ味噌を造るのだそうだ。そうすればさらに少なくなってしまう。
今日の掲示板はこれ。「お金より大事なものがない不幸」というもので、いつもの赤松先生のお寺にあったもの。「お金で買えないモノはない」と、よく言われるし、、「よく、お金より大事なものはたくさんあるねという人がいますが、あれって正気で言ってるんですか?ただの綺麗事ですよね?」という人もいるのは事実。この言葉の是非は別にして、お金を自分の価値基準のどこに置くかは、人生でとても重要なことである。五木寛之さんは、「人間は誰でも自分がいちばん大切なのです。そして、そのことをほんとうに自覚した人間だけが、自然なかたちで他人を大切に思うことができる」と述べている。あなたにとって、お金よりだいじなものがあるだろうか・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。