さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れてたが、寒気の影響で雲が広がり、雨や雪の降っている所があった。気温は4度から11度、湿度は60%から42%、風は2mから5mの西北西の風が一時は吹き荒れていたが寒くはなかった。明日の13日は、高気圧に覆われて晴れるらしいが、午後は気圧の谷の接近で次第に雲が広がり、夜遅くには雨や雷雨となる見込みらしい。
春らしい陽気の日がやってきたと思うと、急に真冬のような寒さに戻ったりするような毎日で、関西では、12日の奈良のお水取りが終わらないと春がやって来ないと言い伝えられてきたように、暑さ寒さも彼岸までとか、「毎年よ彼岸の入りの寒いのは」などとも言われて、気温の不安定さを感じるこの月である。
ふと、思いつきで始めたこの作業、カナ旧字体混じり文の入力は終わって、いよいよ、現代語訳の文章変換に入った。そして、今日はいよいよ目玉とも言うべき「小坂騒動」の部分の現代語訳に入った。
カナ旧字体文書を、一文字ずつ、現代語のひらがな混じり文に変換していくのも面倒な作業。この画面だと、下は旧字体のカナ混じり文だが、上段はこれをひらがな混じり現代語訳になっている。
この先生の原稿は、単にひらがな交じり文に書き直したもの。文体は昔のままだから、あまり参考にはならないが、旧字体の意味などを書いてくれているので利用させていただいている。
こちらでは、関連画像の収集とか、参考資料の収集をやっている。ま、いろんなものが集まってきて、「ならば、こういう本にまとめたい」というような意識になってくる。今のところは、どんな本にまとまるかは未定。でも、今月の25日の県立病院予約診察日までには、一応の形にまとめたい。
というのも、それ以降に歯医者さんに行って抜歯をしてもらうので、その時に、この現代語訳の本を製本して届けたいと考えているからである。この「小坂小誌」は、その歯医者さんの叔父さんが書いたものだからである。
今日のお昼はここになった。今日は奥方が洋裁のお勉強に出かけたので、やむなくここにやって来た。さぬき市造田宮西にある「溜うどん」というプチセルフのお店である。
内部は古民家というか、元醤油工場を改築したとかと聞いた。ここも常連さんの多いお店で、いつも駐車場はいっぱいになっている。
これは「引き違い戸」の裏に書かれた絵らしい。
ということで、相も変わらず、「溜うどん小」で350円。少しは違ったもの、変わったものを注文すればいいのに、面倒くさいもので、こればっかりを食べている。
午後からも引き続いて「小坂小誌」の解読作業。小坂騒動で、この小坂集落は焼き討ちにあって、全ての家が燃えてしまったという。そして、非戦闘員の老人婦人子どもなど480人が捕縛され勤番所の軒先の柱やら庭木などに繋がれて、あわや全員毒殺・・・というところにやってきたのが宮地彦三郎ら海援隊の人たちだったというお話。
明治元年正月の話だというから、間もなく150年も昔の話。さてさて、どんな形の本になるだろうか。
今日の掲示板はこれ。「自信とは自分を信じることじゃない。自分のしてきたことを信じることだ。」というもの。誰の言葉だかはわからないが、確かにそうだなぁと頷いたことば。仕事とか、研究とか、講演だとか、自分のやってきたことに頷けるときこそが「自信」だなぁと思ったことが何度もあった。「そうだよ、そうだよ。自信とは自分を信じることじゃない。自分のしてきたことを信じることだ。うん。」
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。