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Channel: まほろば自然博物館
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人は知り 人は味わう 秋の風(前編)

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 今日は新しい週のスタート日。そして秋晴れのいい天気。こんな日はお散歩だ、石仏探索だ、お山巡りだ・・・。

 

 ちょいとお寺によって打ち合わせなんぞ・・。ま、たいしたご用でもないのだけれど。

 

 朝うどんということでさっぱりと・・「わかめうどん」。300円だった。

 

 で、今日の石仏探検はここから。高松市由良町というところにある清水神社境内の由良大師堂から旅が始まる。案内板のように、四国八十八カ所霊場と関東二十四輩の石仏がごろごろと並んでいる。

 

 それも古くて文字なんぞは判読できないし、薄暗い林の中だから何がなんだかわからない・・・。20か30かの石仏が並んでいるなぁと思ったら・・・あとは山道、でこぼこ道、登山道になって・・・トラ…ロープにしがみつくようにして山を登っていくと頂上に出た。

 

 ゼイゼイ・ハーハーと昇ってきたのに、なんと標高は120m。石仏群はどこに消えたのじゃろうか・・・。後は下っていくしかないではないか・・。

 

 頂上から見た左に屋島、中央に五剣山、右は前田山・・・。いかにものんびりとした田舎の風景だ。

 

 東登山口から登って、西登山道に降りてくると、こんなものが数カ所にある。戦争中の「防空壕」跡だという。

 

 これは戦前戦後を通じて行われた「採石丁場跡」昔は良い石材が掘れたそうだが、環境問題とかで採石は中止されたのだとか。

 

 およそ、1時間弱の登山だったが、すっかりと汗まみれ・・。肝心の「二十四輩さん」の調査はどこへやら・・・。エアコンを強にしながら、次の石仏群を目指すことに・・・。

 

 次は高松市西ハゼ町にある「大乗寺」さん。ここは境内石仏なので安心して行ける。

 

 こんな具合に塀の内側にきちんと整列しているのでわかりやすい。ここは比較的新しい「二十四輩さん」である。

 

 その大乗寺さんの横のお寺の脇にこんなものがあった。生きた樹木の中に石仏が入っている。いつごろ、どうしてこうなったのかは誰も知らないらしい。この木が若い頃には石仏の後ろにあったのが、成長して石仏を抱き込んでしまったものらしい・・。

 

 今日の掲示板はこれ。大乗寺にあったものを「利活用」。「今日この時まで どれだけの人に出遭ってきただろう。今のあなたは、そのすべての人からのたまものなのです」。ヘタな解説は不要・・・。

 

じゃぁ、また、後編に続くね・・・。


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