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Channel: まほろば自然博物館
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新緑の 風もしっとり 濡れている

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 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がり、瀬戸内側の西部を中心に雨や雷雨の所があった。気温は14度から24度、湿度は80%から52%、風は5mから2mの北の風が少しばかり強かったし、雷鳴が轟いたりもした。明日の15日は、湿った空気と前線の影響で雲が広がり、夜には雨が降り雷を伴う所がある見込みらしい。

 

 朝方は晴れていたので山の旧宅に行って来た。タケノコが伸び放題に伸びている。この時期になると、イノシシもサルもシカも食べないらしい。人間様だって、もう、タケノコは飽きたし。

 

 そこで、サバイバル・ナイフで伐採をする。そうしておかないと、お墓の回りや旧宅の周囲が竹藪になってしまう。さすがに良寛さんみたいな優しい心には成れていない。

 

 で、本日はここ。高松市塩江町にある「ほたるの里美術館」である。ここは、緑と水に囲まれ、季節にはホタルが飛び交う小川も流れていて、自然豊かな場所にある美術館。館内は天窓から自然光をふんだんに取り入れ、香川の作家を中心に常設展と企画展を開催している。

 

 高松市塩江美術館では、「人人へのまなざし」と題し、コレクションから熊野俊一、小林正六の二人展を開催している。

 

 熊野俊一は、1908 (明治41) 年、塩江町に生まれた。1928(昭和3)年より3年間、香川県の小学校教諭として働いたが、画家になる夢をかなえるため、1932(昭和7)年に上京する。その後、戦前の二科会出品時代には人物を主に描いており、1952(昭和27)年より二紀会に所属してからも人物画を書き続けた。1963(昭和38)年に渡欧し、のちに無所属の画家として、日本とヨーロッパを行き来しながら主に風景画を描くようになったが、そこに登場する人物はいつも生き生きと描かれている。

 

 熊野俊一はいつも、最初にスケッチブックに水彩で描き、その後キャンバスに油彩で描き出す。ここでは、熊野が戦後に描いたスケッチを数多く所蔵しており、この本展では、その臨場感あふれる描線で描かれた人体デッサンをはじめ、渡欧先で描いた油彩画と小林正六の子どもたちへのやさしいまなざしを象徴するように、時間をかけ描きあげられた油彩画をあわせて、約40点紹介している。

 

 小林正六は1917(大正6)年、高松市に生まれた。およそ40年間、教師として小・中学校で美術を教えながら二紀展への出品をつづけ、1951(昭和26)年に初入選、1959(昭和34)年二紀会会員となった。1979(昭和54)年の出品を最後に退会し、その後も、熊野と同じく無所属として画家の活動をつづけてきた。小林の作品には、人物が数多く登場する。特に、モチーフにしている子どもたちは気取りがなく、天真爛漫なところにひかれて生涯をとおして描いている。熊野とは、小林が二紀会で初入選した際に出会い、その後交流を深めてきたという。

 

 ここは、美術館としてはめずらしく、自然光の入る気持ちのよい空間で作品鑑賞を楽しめる。また、周囲の公園では、桜やホタルや紅葉などの四季折々の風景が広がっている。

 

 お次にやってきたのは、さぬき市寒川町(さんがわまち)にある「21世紀館さんがわ」。「芸術文化とのふれあいを深め、人生にゆとりと潤いを実感できる芸術活動の拠点になるように」との願いを込めて、寒川町の学校給食センターが文化資料展示室に改修されたもの。その愛称が、「21世紀館さんがわ」。市民の生涯学習活動の発表の場として幅広く利用され、文化活動への貢献が目指されているらしい。

 

 ここで、柏原宏「第20回」記念写真展が行われている。奥方の友人が誘ってくれたもの。この左の方が柏原宏さん。SIC(さぬき・インターネット・クラブ)の写真部長を務めている。お隣は、大屋根さんという方で、この写真展の字を書かれた方である。

 

 会場の中は、こんな感じ・・・。我慢の作品だなぁと思った。こんな瞬間を切り取るには、じっと、我慢をしなければ撮れないなぁ・・と感じたことだった。

 

 これは、大地の虹という作品。

 

 これは、「いい湯だな」という作品・・・。

 

 「厳冬の釧路川」。四駆で寝泊まりしながら90日間をかけて撮影旅行をしたらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「やってしまった後悔はやがて小さくなるが やらなかった後悔は大きくなるばかり」という、林真理子さんの言葉から。四十数戦全敗に終わった就職試験、お金、コネ、資格、美貌・・・。ないない尽くしのどん底からどうやって階段を上がっていったのかを綴った、「野心のすすめ」が現在、25万部の大ヒットの真理子さん!「やってしまったことはもうイイじゃないか!(笑)仕方ないのだもの!(笑)でも、やりたいことをやらずに、後々後悔だけは絶対にしたくないのである。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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