京都市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17度から21度、暑くもなく寒くもなく。湿度は74%から55%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。
朝の間はいい天気になったのだけれど、さすがに、朝の5時半に鳴る本願寺さんの梵鐘の音で起きる訳にはいかなかったし、6時からの「おあさじ」には出られなかった。足も肩も重いし鈍いし・・・。
同部屋になった北海道の方々は、コンビニでサンドイッチやらおにぎりやらを買ってきて、朝の食事を楽しんでいるが、私は、朝の食事も欲しくはない・・・。
興正寺の「ご晨朝:朝のお勤め」は午前8時から。この頃になると、ぼつぼつと人が集まるようになってきた。
今日から三日間は「安居」というお勉強の期間。インドにおける雨季 (4月 15日または5月 15日より3ヵ月間) の間に寺院や一定の住居にとどまって外出しないで修行すること。雨安居ともいう。日本の禅宗は夏と冬に安居を行う。 (コトバンク・ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より)
今日は、朝の10時から夕方の17時まで、びっちりと、三木秀海先生の「観無量寿経・定善義」の講義。
お昼のお弁当。みんなで食べるお食事はおいしい。
夕食が終わっての18時からが、「興正学会」。18時半までは「総会」が開かれて、決算報告だの事業報告だの、予算だとか活動方針なんぞが討議された。そして、18時半からは、それぞれの研究報告・研究発表が行われる。
ま、こういう具合に、一人20分間の発表があって、その後、10分間の質疑応答が行われる。私は、今回は三番目の発表で、「讃岐における法然上人の足跡に関する社会仏教的考察」ということで発表をした。ま、概ね、好評だった。
この前の右の方、西讃教区の大塚先生というのだが、毎回、鋭い質問をされるのだが、今回はおほめの言葉を頂いた・・・。
で、ご褒美は、この「金一封」と「略袈裟」である。
略袈裟には、このような字が書かれている。記念の輪袈裟である。
今日の掲示板はこれ。「人と人との関係は歯車だ こちらも合わせないと回らないよ」という「荒了寛先生」のことばから。最近はなかなかに歯車のようにかみ合う人間関係が少なくなってきた。回っていると思うと空回り・・・。回らないと思うと、複雑すぎる歯車の組み合わせ・・・。
じゃぁ、また、明日、合えるといいね。