さぬき市地方は高圧部となっており、概ね晴れていたが、梅雨前線が北上するため、夕方からは雲が広がってきた。気温は18度から27度、湿度は96%から65%、風は1mから5mの南東の風が一時強かったが平均的に落ち着いていた。明日の16日は、梅雨前線の影響で雲が広がり、明け方を中心に雨が降る見込みらしい。
梅雨の晴れ間・・・でもなかったが、わが家の周囲はこれ、この通り・・・。梅雨が終わってからでもいいだろうと、呑気に構えていたが、「思い立ったが吉日」と云うことで、この水路周辺の草刈りをすることにした。讃岐弁で云うと・・・「ぞろくたげな」という風景。「だらしない」とでも云うんだろうか・・・。で、「ふうが悪い」。「みっともない」とか「かっこうが悪い」というような意味。
最近は、アルコール分をお休みしている関係なのか、「身体が軽い!!」。そこで、一気に草を刈ることにした。
草が柔らかいもので、簡単に草刈りはできる。ただし、刈った草はそのまんま・・。それも「ぞろくたげな」んだけれども、すぐに乾いて干からびて気にならなくなってしまう。
北側の水路はそうでもないが、ここもついでに刈り払っておく。
こうしておくと、「しょうらしげな・・・」「せいだして働き者らしい」家に見えると思う・・・。
ところが、久々・・・というても、5月の連休前に草刈りをした筈なんだが、燃料タンクから燃料が吹き出している。穴が空いたらしい・・。農機具屋さんに見てもらったら、タンクの交換で一週間ぐらいかかりそう・・・というので、お願いしてきた。仕方がないものは仕方が無い。
その後、一連のドローン騒動で、そのまんまになっていた、ドローンの組み立てを開始した。もう、三ヶ月分くらい、手つかずで山積みになっていたもの。これは、野猿の監視用と撃退用のためのもの。
それを、おそるおそる・・組み立て始めてみたが、2mmX4mmのビスを・・・と云われても、感覚的に「これかなぁ・・」という程度で、寸法とか名前とかが入っていないものだからわからない・・。こうなったら、カンで組み立てていくしかない。
部品が小さい、ねじ山が小さい、老眼でよく見えない・・・。とにかく、カンと想像で組み上げるしか方法がない。
午後からは、けいこばぁと一緒に梅をちぎることになった。「ちぎる」というのは共通語やと思うけど、「桃をちぎる」とか「柿をちぎる」と云うと思うのやが・・・。
♪~ 二月三月花ざかり、うぐゐす鳴いた春の日の たのしい時もゆめのうち。
五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持ち出され、
何升何合はかり売り・・・・。(うめぼしのうた)から。
本当は、枝から振るい落として収穫するものらしいが、わが家では枝から振るい落とすと川の中へ落ち込んでしまうので、枝を掴んで、一個、一個、もぎ取るしか方法がない。
それでも、けっこうな量になった。昨年はどっさりと採れたのだけれど、今年は裏作になるのかも知れない・・・。だから、量的には去年の半分以下かも知れん・・・。
ということで、今週もまた楽しみなことがありそうな週が始まった。
今日の掲示板はこれ。「人生は、できることに集中することであり、できないことを悔やむことではない」というもの。アインシュタイン以降の物理学、宇宙論の第一人者、スティーブン・ホーキング博士の言葉である。幼少の頃から数学や物理学に才能を発揮していた彼は、17歳でオックスフォード大学に入学。その在学中に、筋萎縮症性側索硬化症という難病にかかり、大きなショックを受けた。しかし、博士の強固な意志と周囲の協力により、精力的に研究を続けていった。ケンブリッジ大学院の研究生として本格的な宇宙論の研究を始め、1960年後半に「宇宙にはブラックホールが存在する」ことを示した。1980年代になってからは、宇宙の起源や量子力学が宇宙の運命に及ぼす影響について研究を開始。まだ、どうやって宇宙ができたかは解明されていないけれど、博士の功績はじつに大きなものであるという。筋萎縮症性側索硬化症は、筋肉に血液がうまく供給されず、次第に全身の筋肉が衰えていくというもの。さらに1985年に患った肺炎により、24時間介護が必要となった。喋ることもできなくなったが、スピーチ・シンセサイザーやポータブル・コンピュータを駆使し、大学等で講演活動を行っている。周囲の理解、協力が博士にとって大きな存在であることは間違いない。そして、それらを無駄しない、まさに「できることに集中する」人生を送っているといえるだろう。宇宙は無限かもしれないが、人の一生は有限。後悔の時間は、反省点を拾い上げる程度に切り上げ、できることに集中して仕事、生活、人生をこなしていきたいものある。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。