さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、昼過ぎからは雨の降る所がある見込みらしい。気温は25度から31度、湿度は88%から66%、風は5mから7mの南東の風が強かった。今日は高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みとかで、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるように呼びかけている。明日の22日は、引き続き湿った空気の影響で雲が広がり、昼過ぎまで雨が降りやすい予報らしい。
今日も朝方はいい天気で夏休みの朝らしいすがすがしい朝になった。火曜日の午前中はここに来ることになっている。さぬき市前山という所にある「おへんろ交流サロン」である。
今日も暑い中、若者が一人で歩いてここまでやってきた。大窪寺を経て大滝山にお参りするのだそうだ。その前にここで休憩らしい。
今日もいつものメンバーで「俵札」の調査。さぬき市志度という地区にある「寒川家」の屋根裏にあった「俵」から出てきた納め札などを整理している最中。先週で一段落したと思ったら、前のチームが整理した納め札などのファイルが見つかったというので、それをファイリングしてゆく作業になった。
納札一枚、愛媛県北宇知郡???・・・。地名辞典を開いて、これは「北宇和郡日吉村」だと判明した。この時代は日にちを書かなかったようで、年月日のないものが多い。年月の分からないものは、地方別に分類する。
こういうことを二時間余りにわたってやっていた訳だ。
とにかく、先のチームと今回のチームとは考え方が違うようで、せっかく、きれいにファイルしてあるものを、全て取り出して、今度は一枚ずつファイリングしていく。
その間に役員さんたちは、近く行われる「倭琴(わごん)」のライブ、「歌の寺子屋」のパンフレットの原稿作り。藍川由美(あいかわ ゆみ、1956年2月2日 -)は、香川県綾歌郡宇多津町生まれで東京芸術大学出身の声楽家。1985年、ニューヨークのカーネギ・ホールにおける歌唱で評価される。1986年大学院博士後期課程を修了し、翌1987年学術博士号取得。博士論文は「演奏家としての立場における『山田耕筰歌曲の楽譜に関する研究』」。1992年「藍川由美リサイタル」の成果によって文化庁芸術祭賞を受賞した。そのコンサートを、志度寺の書院で行う計画である。
一方、来月8月2日から開講する、「27年度おへんろつかさ養成講座9期生募集案内」についても議論が行われた。講座の内容に変更が生じたために案内パンフレットや告知が遅れて、今期は受講生がめっきりと少ないらしい。募集案内は以下の通り。
http://www.my-kagawa.jp/event/event.php?id=368
http://ohenrotukasa.com/access2.html
私の作ったホームページでもご案内をしているので、興味のある方はぜひ、どうぞ。香川県外でも可能ということになっているが、月に一度の講座に参加するのだから遠隔地はしんどいかも。それでも、大阪から毎月受講された方もおいでになるので、要はやる気と向学心かも知れない。
午後からは、8月1日の中学生用の歴史講座のパワポ資料の追加作業。このお墓の竿石に何カ所も傷があるのが見えると思う。先の第二次世界大戦の時、血気にはやった村の若者たちが、「鬼畜米英、何するものぞ!」と、この英国士官の墓を、近くの江の浦川に投げ込んだ時の傷である。
この手前の川の中へ・・である。ところが、敗戦となると、「GHQが攻めて来て、墓を壊した者は処罰されるぞ・・・」という噂が流れて、村の若者は大慌てで、お墓を元のように修復したというのである。墓石を切り出す作業をやっている島の若者にすれば、お墓を元通りに組み直すのはお手の物であったに違いない。
一方、こちらは咸臨丸に乗り組んでいたうちの三人である。これは琴平町の「海の科学館」に展示してあった資料からである。上のひげのおじさんは、咸臨丸を操船していたアメリカ人の「ブルック大佐」、中程はご存じ福沢諭吉。下のおじさんは誰だろうと考えていたが、どうやら「通弁」の中浜万次郎」らしい。そうだな、ジョン・万次郎がいなければ咸臨丸は動かなかったなぁということで、急遽、資料に追加した。
今日の掲示板はこれ。「5分間なら5分間でできる仕事がある。「これだけの時間がなきゃ、できません」なんていうことでは死ぬまで待ってもできない」という平山郁夫先生の言葉から。要は「やる気の問題」ではなかろうか。やりたくない人間は、「時間が無い」「暇が無い」「忙しい」とかのやりたくない理由ばかりを並べたがる。やろうとすれば時間なんぞ問題ではない。自分が釣りに行こうとしたら、どんな仕事だってやりとげて明日に備えるに違いない。自分がゴルフに行こうと考えたら、30分の仕事だって数分で片付けてしまうことだろう。とは言いつつ、「暑いなぁ・・」を連発しながら動こうとしない私がいるのだけれど・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。