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Channel: まほろば自然博物館
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冷ややかに 一人で見ている 丸い月

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 昨夜は満月のきれいなお月様だったが、今日は朝から雨になった・・・。

 

  だから、朝の間はブログ巡回やら資料の整理やらをやっていた。そのうちに、空が明るくなって晴れ間が覗きだしたので出かけることにした。例の「二十四輩さん」の残る一カ所を調査するためである。

 

 で、途中にあった「手打ち本舗・麺通堂・西植田店」に寄ってみた。十時過ぎだというのにお客は一人もいない。こんな時間におうどんを食べるのは私くらいなものだろうか・・。

 

 ここも珍しいおうどんはなくて、オーソドックスなものばかり。そこで、端っこにある「ガラムカレーうどん小」をお願いした。380円。

 

 こういう黄色くてっやや薄めのカレーの載ったおうどん。ここはお姉さんがおうどんを打っていたが、それで大丈夫なん?と思ったが、やさしい感じだがコシのあるなめらかなおうどんだった。マイルドな感じ・・・というところ。上品なおうどんだった。

 

 向かったのは仲多度郡まんのう町川東地区、昔の「琴南:ことなみ町」にある「道の駅・ことなみ」。この先は「三頭トンネル」で、その先は徳島県美馬市。

 

 この手前側、つまり、昔の旧道があった所に、「二十四輩さん」がある。

 

 この手前側が二十四輩さん。真ん中に羽織袴姿の石像があるが、何者かはわからない。その奥の石仏は風化が激しくて分からない・・・。四国霊場のミニ四国かも知れない。しかし、ここには・・十二輩しか見えない。あとの半分はどこに行ったのやら・・・。

 

 道の駅から引き返して・・・高松方面に下ってきた道の脇にあったもの・・・。

 

 これもどうやら・・・二十四輩さんの片割れのよう・・。でも、この洋皿は何なんだろうか。全く意味不明のお皿ではある。ともかく、これで香川県内の「二十四輩さん」探しの旅は終わることになる。ほぼ、一ヶ月の旅になった。あとは資料の整理やら文章作成・・・。

 

 帰りにふと見ると、今日はお客さんが少ない。ここはご存じ、「谷川米穀店」といううどん屋さん。いつもは長蛇の列が橋の上まで続くのに・・・。これ幸いと、私もここに入ってみた。

 

 ぬくいん小にしょうゆをかけて、120円。さっと食べて、さっと出る。後から後から若い女性がやってくる。どうにもこういうのは苦手だ。落ち着いて食べることができないのだ。

 

 このあたりの気温は18度。日中でもこんなものだった。山ではイチョウが黄色く紅葉を始めている。確かに指先などは肌寒さを覚える。

 

 今日で10月はおしまい。明日からは11月。あっという間の一ヶ月だった。

 

 ということで、11月もまた、ばたばたと忙しい月になりそうな予感が・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「人間は生死の苦しみをのがれようとして 生死に苦しんでいる」という曽我量深先生のお言葉。言い換えれば、「人はお金の苦しみを逃れようとしてお金に苦しんでいる」「人は愛の苦しみを逃れようとして、愛に苦しんでいる」に置き換えてもいいが、生老病死の苦しみから逃れようとしてお釈迦様も苦しんだのである。われらごときに、それから逃れられるはずもないではないか・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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