今日は一日、曇ったまんまで,気温は12度から20度どまり。ま、「暑い」という時期は終わったようだ。朝夕はセーターが必要な時期にもなった・・・。
ということで、今日もお出かけ。まずはいつもの香川県立図書館に寄って、借りていた5冊の郷土資料を返却して、またも、5冊の郷土資料を借りた。今回は「高瀬町史」ほか・・・。
今回、調べている「二十四輩:にじゅうよはい」は香川県内におよそ30カ所。昨日までに25カ所を調べてきた。今日は残る3カ所を調べようと思うが、うまくいくかどうか。30カ所のうちの2カ所はおそらく不明。だから、今日の3カ所が終わればおしまい・・・ということになるのだが。
それにしても、「二十四輩」のことを書いた本もまた少ない。あっても、「その他の民俗行事」とか「その他の信仰関係」とかという項目になっている。もう、今となっては「忘れられた信仰」になるのかも知れない。
で、今日の朝昼兼用うどんはここになった。ちょうど、午前10時の開店時・・・。
高松市一宮町の「源平うどん・一宮店」。一昨日だかにも立ち寄ったお店。本店は屋島山麓にある。
今日はこの「しっぽくうどん」を目的にやってきた。これで450円。里芋がしっかりと入っているほか、ニンジン・コンニャク・ダイコン・鶏肉なんぞが入っていたように思う。これから冬場になるとあたたかくておいしいおうどんになる。
ということで、今日は香川県西部の三豊市・高瀬町に行ってきた。お茶の栽培で有名なところ。というても全国区ではないからあんまり知られていないかも・・・。
高瀬町音田・上之庄という地区の観音堂の周囲に24基の石仏が背後の丘陵地帯に並んでいる。昔はこのお参りの時には出店も出たらしいが、今はお参りする人もなく草まみれ、竹まみれになっている。
続いて行ったのが、奥池地区の自治会館。ここが分からずにずいぶんとウロウロしてしまった。現役時代には何度もこのあたりを走り回ったものだが、すっかりと記憶のかなたになっていた。この集会場の先に石仏群はある・・。
こういう具合に丸く25の石仏が並んでいる。ここで歌ったり踊ったりしたのだというが、その面影は全くない。戦後の文化の多様性、趣味の多角化、教育の変化、信仰の弱体化・・・。楽しいことはいくらでもあるということに気づいた時代だった・・・。
ここの石仏群は、明治37年10月に建立されたものらしい。
しかしのかかし、ここで手間取ったために、まんのう町はあきらめて、明日以降に延ばすことにした。今日はこの二件の調査でおしまい・・。
今日の掲示板はこれ。途中で見かけた真宗寺院にあったもの。「眠られない人には夜が長いように 正しい教えを知らない人には迷いが長い」確かに眠られない夜は長くつらいもの。正しい教えに出会えない私たちの迷いは、深くて長くてつらいものに違いないが、その迷いにすら気づいていない私たちのような気がする・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。