丸亀地方は、台風第15号が九州北部付近を北上しているため、雨が降り、雷を伴って非常に激しく降っている所があった。気温は26度から32度、湿度は84%から70%、風は3mから7mの東北東の風が吹き荒れていた。明日の26日は、台風第15号は日本海を北上し次第に遠ざかるけれど、湿った空気の影響で雲が広がりやすく、未明まで雨の降る所がある見込みらしい。
昨夜はテレビの台風情報を眺めながら、島の夜を楽しんでいた。島の中学校跡地では、消防団の操法の訓練があって、島の男性のほとんどが集まっていた。というても、数十人という規模なんだけれど。若者たちは砂浜でキャッチボールやビーチバレーなんぞで楽しんでいた。台風前夜だという雰囲気は少しもなかった。
で、テレビで情報を得ながら寝たので、このソファーが夏場の寝台になっている。夜中には落ちたのか下りたのか、床の上で寝ていて、慌ててソファーに横になったのを記憶している。夢だったかも知れない。
暑いから網戸のままで寝たんだろうか、テーブルが雨で濡れていた。ということは、和室の畳も広縁も似たような状況になっていたのかも知れない。とにかく、朝方の強烈な風の音で起こされた。
で、左のよこせ丸と一緒に、係留ロープを伸ばして、船を後方に引っ張っておく。あの箱形の船室が風を受けて岸壁に激突するのを防ぐためである。
で、台風が過ぎれば、また、このロープを解除する。台風のたんびにこれを繰り返すのである。
この、船の係留が終われば朝食になる。そして、台風は北上を続けて日本海へと出た。
でも、風で手を挟んだとか、風でこけた(転倒した)とか、そんなことまでテレビやラジオで放送しなくても・・。普段だとニュースにもならないようなことを、何回も何回もNHKさんは繰り返して報道している。
風が収まった時間帯に、島を少しばかり走ってみた。港周辺では、こうして「防潮堤」が完全に閉じられている。
島のフェリー乗り場も閉鎖されている。だから、私たちは「孤島」で「孤立」しているということになる。おそらく、明日の朝でないと船は動かない。
道ばたには、木の枝や葉っぱが風で散らされて落ちている。
しばらく見なかったら、物置は足も踏み入れられないように散乱状態。みんな、使ったら使いっぱなしだし、上から上から投げ込むばかり・・・。
少しばかり片付けてみた。釣り道具ばかりが盛り上がっていたので、そこを整理したら落ち着いた。もう、この島では釣りもできないほどに魚が激減した。やがてには、釣り道具もいらなくなってしまいそう・・・。
水道の検診結果とともに「漏水していませんか」というハガキが入っていた。確かにどこかからか漏水している様子。このパイプの位置が少し低いのか、他の器具の調整具合なのか、ここからあふれた水が流れ込んでいるのも一因らしい。
応急で処置をしたが、それでもまだまだ漏水している。トイレの元栓を閉めたら水の流れが止まったので、このタンクからの漏水であることは確かだ。来月のお祭りの時に、修理をすることにしておこう。
今日の掲示板はこれ。「うれしいときも、悲しい時も、かけがえのない我が人生である。」というもの。うれしいときも、悲しい時も、辛いときも、苦しいときも、涙の時も、笑顔の時も、そういう数々のドラマあって、私たちの人生が綴られていく。楽しいばっかりでは飽きてしまうに違いない。悲しいことばっかりではこころが折れてしまうに違いない。そんなかけがえのない人生を、苦しくても、悲しくても歩き続けてゆくしかないではないか。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。