さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は10度から22度、湿度は82%から51%、風は1mから4mの北西の風が少しばかり。明日の15日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるけれど、昼過ぎからは気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。
ということで、今日は仲多度郡多度津家中(かちゅう)にある「多度津町立資料館」にやってきた。ここでは、「世界の貝展」というのをやっているらしい。
あんまり、貝には知識も興味もないのだけれど、ここが発行してくれた「お楽しみ券」というスタンプ・カードがあって、年間四回の展示会に参加してスタンプを四つ集めると「粗品」をくれる・・・というので、四回目の今日に寄ってみたのである。
で、頂いたのは、来年に行われる版画展のPR用の絵はがきが三枚だった・・・。
この町の篤志家が資料館を建てていたのだが、機械類は大阪の方へ寄贈したのだが、倉庫を整理していたら、大量の貝の標本が見つかったのだそうな。それがこの「世界の貝」だという。
一口に貝と言っても、ここには何千種類も展示してあって、さらに後期展というものまで用意されているのだとか。
あ、ある、ある・・というものから、「なんじゃ、こりゃ・・」というものまでさまざまなものが。
お花の名前も覚えられないが、こんな馴染みのない貝の名前なんぞ覚えられるわけがない。舌をかみそうな、カタカナの名前の貝ばかり・・・。
実は、FBFの森重先生から、「前田常三郎」=「佐柳高次」の写真がないか・・・と言われていたので、確認するために行ったのだが、分かる人がいない・・・というので、調査をお願いして帰って来た。咸臨丸の水夫でも写真を残しているのは数人だけ。オランダに行った山下岩吉は別格として、あの当時に、佐柳高次が写真を撮っていたのだろうか・・・。
帰り道、高松市香南町を通りかかったら、何やら展覧会をやっているらしいので寄ってみた。
この展示会は、高松市南部地域でさまざまな趣味を楽しむ「香南文化交流サロンの会員による書や絵画、写真などの展示会だった。
私がいいなぁ・・と思ったのはこれ。「暁」という字である。ほか・・・は、見てもよくわからない。
この展示会が終わってからの10月24日からは、「日本刀と刀装具展」というものがあるらしいので、次回の展示を楽しみにしておこう。
家に帰ると、こんなものが届いていた。
そうそう、図書館で見て、いいなぁと思ったので古本を探して注文しておいたもの。秋の読書にはいいかなぁと思ったまでで・・・。
今日の掲示板はこれ。「そのうち 暇ができたら そのうちそのうち 言うとる間に一生が終わる」という赤松先生の所にあった言葉から。
「そのうちお金がたまったら
そのうち家でも建てたら
そのうち子どもが手を離れたら
そのうち仕事が落ち着いたら
そのうち時間のゆとりができたら
そのうち、そのうち、そのうちと
結局何もしなかった
むなしい人生の幕が下りて
頭の上に淋しい墓標が建つ
そのうちそのうち 日が暮れる」
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。