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Channel: まほろば自然博物館
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秋の雲 手持ちぶさたの 昼下がり

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は14度から21度、湿度は71%から47%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の14日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今朝の朝食はこんなもの。丸い物はミニいちじく。で、火曜日はいつものルーティン・ワーク。

 

 さぬき市前山地区にある「おへんろ交流サロン」である。今日も数人の歩き遍路の方が休憩されていた。歩き遍路には歩きやすい季節になったようで、団らんする会話の調子も元気で弾んでいた。

 

 この三連休中は、10日の日にはここで、「おへんろつかさ養成講座三回目」が行われ、さぬき市内の、仏像の見方研修会が行われ、香川県立ミュージアム学芸員の三好賢子先生の講義を受けた。また、11日は有志たちによって、小豆島霊場巡拝会が行われ、昨日の12日は高松短大のお接待が行われ、お遍路大使3万人突破があった。そして、今日は恒例の「俵札・納め札調査」の日と、四連チャンの会員さんもいたようである。

 

 私たちの作業は分類する係、ファイルする係、読み取り解析する係などに別れて作業する。根気の要る作業を、それでも雑談を交えて楽しくやっている。

 

 私は、なぜ、こんなことを始めたのか、これをどうするのか・・・と言った詳しいことは知らない。ただ、パソコンが堪能な方を・・・というのでやってきて、収集されたデータを黙々とパソコンに入力しているだけ。

 

 今日は相棒の中島先生がお休みしたので、二台のノートPCを操作して、右のPCで画像を開いて読み取り、左のPCのエクセルシートにデータを投入していく作業を繰り返していた。案外と簡単なようだが、数が多いと首筋が痛くなってくる。こういうことは現役の頃はザラで、多くの同僚は三台のPCを操作するのが当たり前だったが、老化が進んだのか、ちと、しんどい作業になってきた。

 

 でも、「慣れ」というのはすごいもので、明治時代の人が書いた筆文字が読めるようになってきた。ま、これらの納め札では、住所と名前と年代が主な物だから、前後の関係で読めるようにはなるものらしい。

 

 ということで、今日は一人だから、二時間半で、150件のデータ投入しかできなかったが、ま、ノルマがあるわけでもないので多くても少なくてもたいしたことではない。

 

 で、11時半から12時までは反省会というか意見交換会というか・・・。お茶を飲んでお菓子を食べての情報交換会。私は幾つかの宿題を頂いて、「おへんろつかさの会」のホームページの更新を依頼された。

 

 これが、11月中旬に行われる「彫像会」のパンフレットである。京都の仏師さんをお招きして、「わらべ地蔵」というお地蔵さんを彫る体験講座である。昨年に、私もこれを体験したが、思うようには彫れないものだ。やはり、センスというものが必要らしい。「鉛筆を削れる方ならば誰でもOK」とはいうものの、なんでもいいならば彫れるけれど、やはり、お地蔵さんともなれば、そうはいかない。

 

 で、こういうスケジュール表ほかを修正して更新をかけた。

 

 で、今月の24日には、四国霊場88番札所大窪寺での「臨地研修」ということで、第四回目の養成講座がある。今月の予定も粛々と進んでいるらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「教えてもらったものは忘れる。自分で盗んだものは忘れない」という小野二郎さんの言葉から。小野さんは7歳で地元の料理店に奉公に出た。その後、東京で修業。昭和26年(1951)に鮨職人となる。昭和40年(1965)に独立して、銀座の現在地にすきやばし次郎を開店した。 70歳で心筋梗塞を患って以降、禁煙している。手の保護のため、外出時は必ず手袋をはめているそうだ。寿司職人に限らず、サラリーマンでも農家でも主婦でもおなじこと。教えてもらったことはすぐに忘れる。学校で習ったことも忘れてしまう。でも、自分が苦労して体験して身につけたものは忘れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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