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Channel: まほろば自然博物館
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さざんかに 切れぬ鋏を わらわれる

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 丸亀地方は湿った空気の影響で雲が広がっていた。気温は14度から22度、湿度は86%から71%、風は1mから3mの北北西の風がすこしばかり。明日の7日は、湿った空気や前線の影響で雲が広がり、夜には雨となる見込みらしい。

 

 さて、びっくりぽんの週末が始まった。今日からしわく広島に帰って、明日からの文化祭である「ふれ愛まつり」の準備が始まる。その前に、丸亀城に寄ってみた。今日は少しばかり早くに家を出たので、時間がたっぷりとあったもので。

 

 街からやってきたらしい娘さんが、「ニッカリ青江」のポスターを見てはしゃいだり、スマホでポスターを撮影したり、この白鳥を見て大はしゃぎしている。

 

 今日の目的は「ニッカリ青江」ではなくて、この菊花展である。この菊花展は、丸亀城に入ったところすぐの太鼓門周辺で行われている。

 

 入ってすぐにある「総景色」の寄植え菊である。

 

 これは「大輪だるま」という仕立て方。背丈を短くしてある。葉っぱの色が実に深くてつやがあって丹精込めて作り上げたものであるらしい。

 

 菊花展で30分、食材購入で30分。11時前になったので丸亀港に向かった。高速艇は11時前に入港する。

 

 これが、高速艇のニュービサン。11時10分出航である。すると、救急車がやってきて港近くで止まった。

 

 見れば、腕を骨折したらしい人が手を振っている。そんなんでも救急車で送ってくれるのか・・・。自分の足でしっかりと歩いているし・・・。ま、深い事情でもあるのだろう。

 

 そんなことで、高速艇は定刻どおりに丸亀港を出てしわく広島に向かって進む。海上20分で、船はしわく広島江の浦港に11時半到着。

 

 明日の午前中は文化祭の会場準備。お昼前に島を出て、講演会場に向かう予定。講演会は14時から15時半。それからさぬき市へ帰宅。10月10日に結婚式を挙げた真ん中の弟たちと、その打ち上げ会に出る。翌日は早朝に我が家を出て、ここに戻っての文化祭。ああ、ややこしや、ややこしや。

 

 今夜、自治会長さんが来られて、この表の確認。修正しろ・・といわれてもできないのだけれど。それと・・

 

 この帆船、咸臨丸の確認。日章旗が脱落しているので、大慌てで修理しておかねば。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きているということは 死ぬいのちをかかえているということ」という赤松先生のお寺にあった言葉から。これも「東井義雄」先生のことばである。いつ訪れるかわからない「死ぬいのち」をかかえて生きているということは、「生」そのものが当たり前でない、ただごとではないということを知ること で、初めてうなずくことが出来る言葉である。そしてそれは、「死ぬいのち」があるからこそうなずくことが出来るのではないだろうか。3月11日の東日本大震災では、一瞬にして多くの方々のいのちが失われた。そして、今でも厳しい現実に身を置かれている方々が沢山いらっしゃる。しか し、さまざまな情報が流れ、さまざまな問題が浮上してきている中で、情報だけに振り回されている私がいるように思う。今回の掲示板の言葉は、では、私は今何をすべきなのか、何を考えるべきなのかを問われているような気がするのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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