さぬき市地方は湿った空気の影響で、西部を中心に雲が広がっていた。気温は13度から21度、湿度は82%から53%、風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。今日は暖かいなぁと思った1日だった。明日の6日は、湿った空気や気圧の谷の影響で、雲が広がりやすい見込みらしい。
昨日に借りた本が、何度も読んだ本だったし、全く面白い本ではなかったもので、またしても図書館にやってきた。この樹木が「アキニレ」で、今の時期にはハラハラと落ち葉が舞い落ちてくる。それをおじさんたちが毎日毎日、せっせと落ち葉を掃き集めている。
すると、こんなチラシを手渡された。「シェイクアウト」はテレビなどでは知っていたが、実際にやるのは初めてだ。
香川県シェイクアウト 県民いっせい地震防災行動訓練は、「津波防災の日」の11月5日に行われるもので、1854年に発生した安政南海地震の津波の際に、稲に火をつけて暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて救った「稲むらの火」の逸話にちなんで制定されたのだとか。
このポスターは、この図書館に張ってあったのだが、今日という日だとは知らずにやって来たと云う訳だ。で、事前に、何回か、館内放送で、案内があって、一分間だから協力するようにという周知放送があった。
で、午前10時になると、館内放送で「緊急地震速報」がならされ、職員の誘導で、①まず身体を低くし、②で頭を守り、③で窓や書架から離れてしゃがみ込んで動かない。およそ1分後解除放送で訓練終了・・・。
今回は、この五冊を借りてきた。この五来さんの本は、「聖徳太子が開基したというが、そんなことはあるまい」・・・などと、ズバズバと書いてあるので面白い。私たちは、「お寺の歴史というのは、桃太郎の話みたいなものだから、「桃から赤ん坊が生まれる筈がない」などと言う人がいないように、それはそのまま聞き流してください。「これは間違っているから修正してくれ」などとは言わないでください」と教えられているのだが、五来さんのお話は、「もっともだ!」と拍手したくなる。
で、少しばかり足を伸ばして、高松市東植田町にある「公淵(きんぶち)菊花展」をのぞいてきた。あいかわらず、人影が少ない。高齢者社会だというのに、高齢者達はどこに出かけているのだろう。
11月に入って、菊の花は急速に満開になってきた。
中には少々くたびれてきているものも見受けられたが、今が見頃かも知れない。
この、「栗林公園」という作品もすっかりと花が咲いてきれいな風景になっていた。
「秋の富士山」という作品だが、ここは、もう少しかも知れない。
ここに、昨年までは、キリンの姿の菊とか、アヒルの姿の菊とかがあったのだが、そういう方もいなくなったのかも知れない。お遍路さんの姿の菊もいなくなったし、作品の数も少しずつ減ってきているような気がする。
今日の掲示板はこれ。「心豊かな人は感謝に生き 心貧しき人は不満に過ごす」というもの。これまた、どこの誰の言葉だかはわからない。短い人生、感謝を感じながら生きるか、不平や不満を抱きながら過ごすか、心の持ち様によって人の一生は大きく変わるというような意味であろうか。サラリーマンや学生さんにとって通勤通学経路は自分の思いどおりにならないことの方が多いもの。満員電車や周囲の風景は変えようがないのだが、自分の心の持ち様によっては通勤や通学の苦痛も多少和らげられるのかもしれない。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。