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Channel: まほろば自然博物館
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雨の中 落ち葉踏みしめ 来る遍路

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 さぬき市地方は寒気や湿った空気の影響で、瀬戸内側を中心に雲が広がっていた。気温は15度から17度、湿度は90%から68%、風は2mから4mの北西の風が少しばかり。明日の25日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、昼過ぎから雨が降る見込みらしい。今週はずっと、そのような天気が続くらしい。

 

 さて、昨年の今頃は京都の本山での報恩講に代表出勤していた頃。白内障で左目がほとんど見えなくなり、さらに左足首を傷めての出勤だった。五日目かにとうとう歩けなくなって帰って来た・・・ということだった。

 

 しばらく図書館は休館になっていたが、今日から開館するとのことだったので、借りていた本を返却しておかねばと・・・。

 

 ということで、児童資料コーナーや新聞コーナーは閲覧できるが、殆どの資料は来年2月中旬までは見られない・・・というのだ。それじゃ、ダメじゃん、春風亭昇太。三ヶ月近くも本を借りられないなんて・・・。

 

 昨晩、頼まれていた、「彫像会」の集合写真を印刷してみたら、元の写真も悪いが、プリンターが古くなったせいもあって、黒い写真ばかりになってしまう。

 

 そこで、写真屋さんにプリントをお願いしようとやってきたら、財布を持っていないことに気が付いた。おまけにキャッシュカードも奥方に貸したまんまになっていた。仕方がないからわが家に戻って財布を持って、この機械で注文して、わが家で確認したら、最悪の写真を選んでいた・・・。

 

 仕方がないから、プリンターをだましだまし、使っていたら、とうとう・・・インク切れが相次いで、おまけにプリンターが暴走してしまって、途中で印刷を打ち切ってしまうようになった。用紙の無駄とインクの無駄遣い・・・。

 

 今度は違うお店の違う写真屋さんに出向いて・・・

 

 プリントアウトしてもらったが、これが案外とお値段する。そんなこんなで、30枚のプリントのうちの9枚しか印刷できなかった。2L版はインクも多量に消費するようだ。全く、「へとちまとち」。「へとちまとち」というのは、思うようにならないというか、やろうとするのだけれど、どうにもうまくいかず、全く、意図しない結果になるみたいなことを言う、讃岐弁である。

 

 奥方の分の年賀状の試作品ができたが、一部、修正が入った。全く、へとちまとち・・。

 

 これからは寒くなるというので、ファンヒーターを出したら、あいにくと灯油がない。灯油を買いに行こうとすると、ポリタンクがない。

 

 ポリタンクに灯油を買ってきたら・・・

 

 給油用のポンプがない・・・。全くの「へよちまとち」だ・・・。

 

 こころの中にも木枯らしが吹く・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「形見とて 何か残さん 春は花 夏ほとぎす 秋はもみじ葉」という良寛さんの歌からである。道元禅師は、「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷(すず)しかりけり」と詠んだ。 良寛さんの歌は、その道元禅師の焼き直しのようでもあるけれど、実はこの歌は良寛さんの辞世の歌とされている。良寛さんは、「死んで後に残すものは何もありません。春には花を、夏にはほととぎすを、秋には満山の紅葉を残しておきますから、どうか良寛の遺品だと思ってかわいがってやってください」というわけであろうか。自然がそのまま良寛さんであり、良寛さんがそのまま自然であったであろうか、この不二の心境を体得することが仏法というものだろうか・・・と思える昨今である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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