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Channel: まほろば自然博物館
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黙々と 一年の行く 大晦日

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 さぬき市地方は、はじめ晴れていたが、昼過ぎからは気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすくなってきた。気温は3度から12度、湿度は70%から54%、風は1mから5mの西北西の風が一時は強くて、電線が音を立ててうなりを上げていた。明日の1月1日は、寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 天気はいいが、空気が冷たいなぁと感じる朝になった。今日はまるきり、何の御用もすることもない。テレビやラジオは年末休暇の録画・録音ばかりの退屈な番組ばかり。

 

 で、恒例の納め札のデータ整備でも・・・と、パソコン三昧の午前中。今日は、でかい仕事はやりたくないし、新しいことを始める日でもない。

 

 納め札に記入された都道府県別の集計である。これは田淵家にあった「俵札」のデーターであるが、寒川家にあった俵札や飯田家にあった俵札も集計してみたが、比率はまるきり違う。同じ遍路道沿いにある三軒の家で、その比率や数字がまるで違う・・・というのはどういうことなのか・・・。

 

 この比率も、田淵家と飯田家や寒川家ではまるきり順番が違っている。県とか場所が大きく違うと、そんなこともあり得るが、同じ市内なのに、同じ道筋にあるのに、なんで、そんなに違いが出るのかなぁと思案していたことだった。

 

 讃岐の大晦日は「年越しうどん」。けいこばぁ作になるおうどんである。ま、マンネリと言えばマンネリだが、忙しいのだから仕方がない。

 

 午後からは、気分を変えて、ドローンの制作にあたっていた。近年のドローン騒動で、売れ行きを心配したものか、1ヶ月分を2ヶ月から3ヶ月分をまとめて、しかも二週間ごとに送って来るようになった。だから、1ヶ月に8ヶ月分を送ってくる勘定になる。

 

 それが溜まってきたので、できる所までやってみようと取りかかったという訳。これは二つの部品を組み合わせているが、最初は取り付ける方向が違っていてやりなおしたもの。詳しい説明はなくて、「写真の方向に間違えないように」という説明になっている。こういう場面が多い。

 

 このプロペラガードの赤と黒・・・、取り付け方向が違っている。何度やり直してもうまく方向が合わない。

 

 この前の赤いガードは正しい方向に付いているが、後ろの黒は、左右ともバラバラ・・・。何度やってもいい方向に向かないので、今日はここまで。小さな部品が多いので、ものすごくストレスが溜まる。楽しい筈の工作が、ストレスの原因になっては何にもならない。

 

 奥方のけいこばぁは、朝からずっと、おせち料理作りに励んでいる。いつもは、正月二日に「正月礼」という会を催すのだが、二日の朝から、孫たちと台湾旅行に出かけるので、明日の元日に繰り上げることになった。

 

 これは昨年の「正月礼」の画像・・・。娘家族4人+二男家族が5人、三男家族が5人、うちの夫婦で16人・・・か。今年もそんなものだろうか。

 

 このあたりが、けいこばぁの作品のおせち料理。目新しい物はない。

 

 ま、今日は嵐の前の静けさ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「年は唯 黙々として行くのみぞ」という高浜虚子の俳句から。虚子の擬人化表現を用いて、去る年を表現しているのが特色といえるだろう。太陽と月は宇宙の旅人で、太陽は日没とともに闇の世界にこもり、日の出とともに新たな生命を受ける。月も終わりの闇夜を「月隠(つごもり)」とか「晦日(みそか)」といい、新しい出発を「月立ち」とか「朔日(ついたち)」といった。太陽と月は「死」と「再生」をくり返して大晦日となる。年も古い生命を葬り、新たに生まれて新年となる。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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