さぬき市は、前線を伴った低気圧の影響で雨が降っていたが、前線は東へ抜け、夕方からは天気は次第に回復する見込みらしい。今日の気温は12度から18度と少し暖かめだが、曇っているせいか暖かいとは感じない。
ということで、午前中はデスクワークになった。いつもの資料のスキャニング。スキャナーで文字を読み込む作業。アプリは「読んでココ」というかわいい名前のソフト。でも、なかなかに完全には認識しないし、難しい漢字は理解できないから、その修正作業が手間取ってしまう。とくに仏教書は難しい・・・。
でも、一応は作業を終えたので、小雨の中を出かけてみた。
いつもの香川県立図書館も雨のせいなのか人影は少ない。でも、中高年のおじさんたちは相変わらず新聞各紙にすがりつくようにして読みふけっている。私は新聞を読む元気はない・・・。
私がよく利用するのが、この「郷土コーナー」だが、ここにも人影は全くない。かと言って、利用者がいなのかというとそうでもない。文学とか自習室とかには大勢の人がいる。
図書館の紅葉もすっかりと進んだ。アキニレは黄色い葉っぱをしきりに降らせている。
で、今日のお昼はここになった。高松市林町・・・。先の県立図書館のすぐ近く。ま、ついで・・・というようなところ。
今日のおうどんもまた、これ。しっぽくうどん小で545円。ダイコンがどっさり・・・というような感じ。ここは一応セルフ形式なんだが、こういうメニューの場合には食券を渡されて待たされる。で、「10番でお待ちのしっぽくうどん、できました〜」と呼ばれるので取りに行く方式。それだし、ここのお値段が消費税丸見えみたいな面倒なお値段。45円を出すというのが男性には面倒だ。かというて、550円はおかしいし・・・。
午後からも細い雨が降り続いていて・・・。遊びにいきたし・・面倒だし・・・。
今日はけいこばぁが、まごのなぎちゃんの発表会だとかで早朝からお出かけしたもので、なにかとのんびり…モード。
今日の掲示板はこれ。良寛さんの晩年の楽しみは、彼を師と慕う貞心尼との歌のやりとりだったという。良寛危篤の知らせを受けた貞心尼は急ぎ駆けつける。臨終までの一週間、心を尽くして良寛の世話をした。その間、歌を詠み交わした。良寛は自分の作ではないが今の心境をあらわしているとして次のような歌を詠んだ。
裏を見せ表を見せて散る紅葉
自分をひらひらと裏も表も見せて散っていく紅葉に例えている。死に行く自分のことでもあり、「裏を見せ表を見せ」というのは四十歳年下の貞心尼に自分の裏も表も何一つ隠さず見せてきたことをいっているのであろう。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。