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春の雨 思い出日記を めくられる

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 さぬき市地方は前線を伴った低気圧が四国の南岸を発達しながら東北東に進むため雨が降り、昼過ぎから夕方にかけては雷を伴う所がある見込みとか。気温は9度から7度、湿度は70%から97%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の21日は冬型の気圧配置となるため、雲が広がり明け方まで雨の降る所があるけれど、午後は次第に高気圧に覆われて晴れ間も出るという予想。

 

 昨日が「雨水」で、空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味らしい。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきた。しかしのかかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもするそうで、三寒四温を繰り返しながら、春に向かって行くのだと言われている。

 

 しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん。雨が降る日は雨のよに、風吹く夜には風のよに・・・。

 

 香川県立図書館から借りてきた本をスキャニング。今年の夏休みの自由研究は、「納め札」についてのお話にしようかと。

 

 そもそも、何のためにこういう札をお寺に打ち付けることになったのか・・・みたいなところからの出発になる。昔は、金銀真鍮、銅板から板になり、紙になったという流れやら歴史やらを。

 

 これが四国霊場中、最古の納め札とされている「慶安三年(1650)」の銘がある四国53番札所・円明寺にある銅板製の邊路札である。つまり、江戸時代前期で、大雨で鹿児島城が大破した年、由井正雪の乱の前の年である。

 

 家の前では、雨の中でも掘削工事が続けられている。ここから見る限り、どんな工事をして、どんな形になるのかは全くわからない。

 

 さて、今日は土曜日ということで、奥方が12時半に帰って来て、すぐさま、市内の温泉に行くことになった。春日温泉という名前のお風呂である。緑あふれる閑静な山里にある、四季の美しい風光に恵まれた温泉で、良質のラドンを豊富に含んだ療養泉のびわ風呂などが楽しめる。

 

 まずは腹ごしらえと言うことで、肉うどんを食べることにした。私はこれだけで充分。奥方は一品料理やらおでんやらを注文していた。

 

 ここが食事室。13時前だったが、十数人の方が食事をしていた。ここは食券方式のセルフ形式。食券を買って、向こうのカウンターで注文する。うどんや定食などができたら呼んでくれるので受け取りに行く。食べて終われば、食器なんぞをカウンターへ返しておしまい。

 

 13時を過ぎるとお客さんは出て行ってしまって、私ら二人だけの借り切り状態になった。だから、ゆっくりとさせてもらった。 

 

 少し休憩をしてからお風呂に入る。14時少し前だった。お昼時だからか、お客さんは少ない。

 

 脱衣場にも人影はなかったが、休憩室や浴槽には何人かのお客さんはいる。

 

 奥方にすれば命の洗濯なんだろうが、私は暇・・・。どうにも、こういう場所は落ち着かない。その後、一週間分の買い物をして帰宅したが、奥方はすでに高いびきでおやすみ・・・。今夜はお風呂も夕食もないらしい・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「心構えというのは、どんなに磨いても毎日ゼロになる能力である。毎朝歯を磨くように、心構えも毎朝磨き直さねばならない」という田中真澄さんのことばから。人は「能力」「知識」「技術」の三辺で出来ているが、中でも「心構え」が一番大事。「なんか嫌だなぁ・・・」、「面倒くさいな・・・」、「俺はやらなくても・・・」などと心構えが後ろ向きだと、「ゴホッゴホッ」とベッドに横たわる病的な感じだと、エネルギーが消えかけの燈火のようだと。心が健康的ではなく、イキイキとしていなく活力がないと、弱いと、どんな物事であってもそれを始めることもできない。または始められたとしても実行完遂ができない。たとえできたとしても精度レベルが低い病弱な商品サービスだ!と言うのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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