東かがわ市地方は朝方は濃霧に覆われて乳白色の世界に埋まっていたが、午後からは高気圧に覆われて、概ね晴れていた。気温は11.9度から19.1度、湿度は97%から68%。風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の8日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、夜は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がる見込みらしい。
こうしてみると、讃岐はすっかりと初夏みたいな気温・・・。ここにいると、気温も湿度も風も感じる事はないのだが、今朝の雨と濃霧はすごかった。高松港では濃霧のために「停船勧告」が出たらしい。
昨夜はお疲れ気味なのかぐっすりと寝た。寝た・・・と言いつつも、1時間ごとにはトイレに起きる。週末の間には尿の計量はしなくてもいいのだが、利尿剤の影響なのか、とにかく、よく起こされた。
ところが、朝になって体調がおかしいのに気が付いた。おなかが妙に張るし、微熱があって、体温が37.2度。気にするような熱ではないが微妙な体温。それだし、体重が65.5Kgと、2Kgも増えている。家に帰ったからと言ってご馳走が出た訳ではない。うどんとか、ふきのとうの天ぷらとか野菜の煮物とか・・・。あ、土曜の夜は久々にすき焼きだったのか・・・。
で、いつもならば待ちわびて食べる朝食なのだが、あんまりにもは欲しくない。普通の味噌汁に高野豆腐と食パン一枚に牛乳・・・。生きるために食べる・・・みたいなお食事だった。
で、不思議と今日は寝るばかり・・・。食べては寝て、トイレに起きてはまた寝て・・・。この週末に何があったのか考えてみても何もない。ごく当たり前の生活だったのに、妙にお疲れモード。
すっかりと初夏のような青空になったのに、私の部屋の窓はカーテンを引いて、アイマスクをして寝るばかり・・・。ほぼ、1時間ごとに250mlから300mlの尿が出る。出たら、160ml程度のお茶か水を補給する。脱水症状にならないためだ。500ミリリットルのペットボトルのお茶は3回でからっぽになる。だから、5本程度のペットボトルを用意しておかないといけない。
で、今日のお昼はこれ。卵とじうどんにナンキンのそぼろあんかけ・ゆで野菜サラダにオレンジ。坊さんが文句を言うてはいかんのだけれど、讃岐でこんなうどんはアカンやろ・・・。みたいな、どろどろ・べちゃべちゃのおうどん。半分は残ってしまった。生きるために最小必要限度の食べ物・・・みたいな気がした。おいしい・・と思ったのはオレンジとお茶だった。
今日は月曜日でシーツの交換日だけれど、私は明日の夕方に退院予定のために、シーツの交換はなし。そのためにも体調を元に戻しておかねばならない。体温は徐々に下がってきて、36.7度までに落ちてきた。体重は64.75Kgからは下がらない。あと、2Kgをどうすればいいのじゃろうか。
午後からも寝るばかり・・。本を開いても眠くなる。テレビをかけても眠くなる。「らじるらじる」は国会中継で眠くなる。またしても、動物園のライオン状態・・・・。
合間を見て、一階の売店に行ってペットボトルのお茶を3本買ってきた。今日は月曜日のせいか患者さんが多いかなぁと思った。でも、いつだって、ここで知った顔に出会うことは滅多にない。
今日の掲示板はこれ。「晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は変わらざりけり」というもの。これは、幕末の政治家・山岡鉄舟が剣の悟りを得た時に詠んだ歌だといわれている(東京都神社庁『生命の言葉』三月)。鉄舟は号。通称は鉄太郎。いわゆる「幕末の三舟」のひとり。(ほか、勝海舟、高橋泥舟)。一刀正伝無刀流(無刀流)の開祖。官僚であるが、同時に剣や書の 達人として知られる。弱冠15歳の時に「修身二十則」という自らへの誓いを立て、生涯守り通した。肝が太く無私無欲。駿府での西郷との単身会談はあまりに 有名。「人はとかく自分の不幸を周囲の環境のせいにしがち」と指摘し、「本来あるべき自分をただそのままに生きていけばいい」と説いているのだという。天候に関わらず常に富士の山であり続ける故郷・静岡の富士山のように、逆境にあっても自分を失わずに生きていたい。またそれこそが人の器の証明なのだが、しかしそれにしても、迷ってばかりの我が人生。晴れても曇っても泰然自若の日々が早く訪れることを願いたいものである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。