さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は8度から17度、湿度は76%から51%、風は1mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の21日も引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。
さて、午前中はパワーポイントを使っての講演会資料の作成をやっていた。1時間の講演をするための資料だからちょいとした手間がいる。あの画像はどこに保存したんだったか、あの資料はどこのHDDに保存したんだったか・・と、あっちこっち丁稚。
で、今日もさぬき市前山にある「おへんろ交流サロン」に出勤となった。今日は京都から偉い教授がお見えになるので案内をせよ・・という大役である。
それが、この方、小西淳二さんという京都大学の名誉教授で医学博士。小浜病院の名誉院長でもあるらしい。この方がお墓参りに帰郷するのだという。そのついでに、おへんろ資料展示室を訪問されるので、ガイドをせよというのである。昨日の、あの、お墓である。
そのお方がやってくるのが、お昼から・・・と言うていたのが、14時になり、15時になった。だから、合間に、またしてもダム一周のウォーキングをすることになった。
今日は昨日の反対回りに、ダムの堰堤から歩き始めて対岸を通り、流入口から時計回りに戻って来るコース。時間はやっぱり40分だった。さすがに少しばかりかかとが痛むようになった。もともと、右足首を痛めていることもあって、少し負荷がかかると痛みが出て来る。
湖畔の桜はだいぶ蕾が大きくなってきた。来週の土日には開花しそう。さくらまつりはその次の週。満開時期になるだろうか。
郷土の偉人(医人)・・・とでも言うのだろうか、ここの館長さん直々がご案内。お出迎えにはさぬき市長もやってきた。館長は志度寺門前にある自性院の住職さん。自性院には平賀源内さんのお墓があるが、この左から二人目の方が小西さんで杉田玄白記念館設立を目指しているもので意気投合したみたい。スーツ姿の方が弟さん。白髪あたまの方が私どもの渡邊会長。
この、納め札のコーナーになると、渡邊会長が説明役に・・・。
展示をあわただしく見学したあとは会議室で座談会。左から、大山・さぬき市長、ここの副館長の寒川さん、小西淳二さんと弟さん、私の右横には渡邊会長。でも、この四人はよくしゃべる。あたまがいいんだろう。次から次へと言葉が機関銃のように飛び出してくる。
で、お茶の相手にこのおはぎ。おもちや甘い物は大嫌いなんだが、会長が「食べなさい」みたいに目配せするもんだから、しぶしぶ食べた。大切なお客様の前だから残しては失礼・・みたいな気分。おかげで夕食が少ししか食べられなかった。
で、奥様がまたまた能弁家・・・。さぬき市長と会話がはずむ。
小西さん一行がお帰りになって、ようやくに私のお役目も完了・・・。なんか、永い一日になったような印象だった。
今日の掲示板はこれ。「だまされて人間がわかる 失敗して世間がわかる 悲しんで幸せがわかる」という荒了寛さんの言葉から。先日には東日本大震災から五年になった。悲しんで幸せがわかった人も多いはず。人にだまされ、事業に失敗し、多くの人々の悲しみに触れて、「三千大世界」が見渡せるようになってくる。まだまだ・・・そういう世界にはたどり着けない私たちであることか。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。