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Channel: まほろば自然博物館
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雨の中 新緑身に降る 墓の道

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夕方から夜のはじめ頃にかけては、雨が降りやすいらしい。気温は15.4度から19.7度、湿度は93%から84%と蒸し暑い日中となった。午前中は小雨で9時過ぎからは曇りになった。明日の29日は、寒気の影響で午前中は雲が広がるけれど、次第に高気圧に覆われるため、昼過ぎからは晴れる見込みらしい。

 

 さて、朝は小雨模様だったもので草刈りもそれを片付けることもできなったし、室内の片付けが早めに終わったので、トイレの水漏れヶ所を調べてみた。水を流して数秒すると、タンクの下部から水が噴き出してくる。

 

 こういう、ロータンクと便器を接続してある部分。

 

 いろいろと、弟と見当した結果、タンク内の水を便器に送る穴についているパッキンが傷んでいると考えられる。ところがこれは「非売品」で、TOTOの修理専門員でないと扱えないのだという。そういう人に頼むと、上のロータンク内の部品も交換されてしまうし、フェリー料金だ、出張費だ、技術費だ、部品代だと計算すると、10万近くになるらしい。

 

 で、分解してみた。ロータンクは2本のナットで固定されている。真ん中が流入孔。

 

 ロータンクの下部である。この中央のパイプにへんてこりんなパッキンがついていた。これが傷んでいる。これを何かで補填しないといけない。代替え品を探さねばならない。弟が、ホームセンターで似たようなパッキンを見つけたと報告してくれた。私も昨日にテーピングした部分ほかの部品を探さねばならない。

 

 このロータンクの中である。この週末にはホームセンター巡りになりそう。

 

 それでも時間が余ったので、墓地巡りをやってみた。これが「両墓制」における「埋め墓」である。棺は座棺である。これが「屋根」とか「霊屋(たまや)」と呼ばれるもので、中の古い物は「四十九院」と呼ばれるものである。で、その向こう側には立派な「拝み墓」が並んでいる。

 

 こちらは寝棺を埋葬した「埋め墓」である。この墓地では、この埋め墓が7年もすれば、砂が落ち着くので、その上に参り墓を建てる。これを「混在両墓制」と呼んでいる。

 

 10時になったので、自治会長さんと一緒に丸亀市広島支所に出かけて、新任のセンター長さんに表敬訪問をした。毎年4月の恒例行事である。今年からは女性のセンター長さんになった。

 

 その後、10時45分発の高速艇に乗り込み、11時過ぎに丸亀港に戻った。弟が「うどんを食べたい・・」というので、あちこちを走って、ここになった。

 

 「純手打ちうどん・よしや」は丸亀市飯山町にあるプチ・セルフのお店で、「ひやひや」とか「ひやあつ」とか「あつあつ」という言葉が通用するところ。一般的には、「あたたかい」「つめたい」「ぬるい」という言葉を付けて注文する。「ぬるめのかけ小」という感じ。

 

 ということで、これが「ぬるめのかけうどん小」である。220円。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は出会いによって豊かになり 別れによって深くなる」というもの。いつもの町内にある善楽寺さんの掲示板からである。人との出会いも、そこにはさまざまな縁がはたらいている。みえるもの、みえないもの、無数の縁によって出会いが成り立っているもの。しかし、縁は出会いだけではなくて、別離もまた縁である。「つくべき縁あればともない、はなるべき縁があればはなるる」(歎異抄)という言葉もある。出会いの縁は喜ぶが、別れの縁などまっぴら、というのは余りにも自己中心的なのである。好ましいことも、好ましからぬこともともに縁として受け とめ、、向き合う人生には真の喜びがあり、安らぎがあるのではないだろうか。しかし、それがわかっていても、自己中心的になるのが人間であることも知っ ておけば、人さまを大切にする気持ち、人さまの気持ちを察する人間性を養い、良縁が多くなると信じている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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