Quantcast
Channel: まほろば自然博物館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

お念仏 こころのお掃除 冬日和

$
0
0

 さぬき市は気圧の谷の影響で雲が広がり、夕方からは雨が降るようで小雨がぱらぱらと降り出して来ている。明日も寒気の影響で雲が広がるらしい。

 

 今日は月に一度の県立病院での予約診察日。今月の頭の5日に腹部CTを撮った結果発表もあったが、特に問題はないという。ただ・・・肝臓が疲れているので、年末年始に飲み過ぎないように・・食べ過ぎないように・・・という一般的なご指導・・・。

 

 病院は9時過ぎから9時半でおしまい。予約時間は10時半だったが、空いていたものだか、とんとん拍子に進んで早めに終わった。仕方がないから・・・近くのスーパーやらホームセンターで時間をつぶしてからお寺に向かった。

 

 これが所属寺院の「海暁山海暁閣勝覚寺」。寺伝によると、天正四年三好氏落城のとき、その家臣板西城主赤澤信濃守は中富川の合戦において討ち死にし、天正十年(1582)赤澤信濃守の一子正本法師が菩提を弔うため、大坂天満興正寺で証秀上人につき得度し、丹生の郷小砂村に小砂坊を開基したのが勝覚寺の始めとされている。

 

 今日は親鸞聖人さんのご命日の法要「報恩講」。報恩講は、浄土真宗寺院や門信徒において最も大切な法要行事とされている。それは開祖・親鸞聖人の命日である11月28日を中心にして、聖人の徳をたたえ、恩に報いる法要とされているからである。

 

 私たちは堂掌(香炉の準備やら鐘楼の鐘を突いたり・・点燭・点香)役ほか受付やら・・・。これは兄弟子の弘昭さん。

 

 ま、この報恩講で一年が始まり、報恩講で一年が終わるみたいなことで、これが終わればやれやれ・・・ということになる。

 

 法要は13時から始まり、内陣には導師と四か寺さん。外陣には三人と私たち二人のお坊さん。お勤めは仏説阿弥陀経とご和讃。

 

 ご法話は高松市由良町の秋山和信師。歌の好きな布教師さん。時には節談説法もおこなう方で元気のいい青年布教使さん。

 

 今日は、「親鸞聖人お田植え歌」原文とは少しちがうけれど、このほうが覚えやすく理解しやすく歌いやすいように修正しているみたい。これを「恩徳讃」の節で歌うと覚えやすい。

 

 ということで、今日はおうどんがない。お昼は皆さんとのお食事を頂いたからである。

 

 今日の掲示板はこれ。説明も解釈も必要ないお言葉。いいも悪いも持ち合わせた一人一人が、お互いに混じり合いすれ違って生きているのが人間。ケンカもすれば仲良くもできる。時には愚痴も出るし我慢をしなければならないときもある。そうして長い間、人間は生き続けてきたのである。これからもそうしていくのだろう・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

Trending Articles