Quantcast
Channel: まほろば自然博物館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

宵待を 避けて見に来る 法然堂

$
0
0

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は14.2度から24.9度、湿度は84%から50%、風は1mから2mの西北西の風が少しばかり。明日の18日は引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今日は全国的に火曜日らしいので、またしても香川県立図書館へやってきた。すっかりとアキニレの葉っぱが生い茂ってきて、夏の風景に戻って来た。

 

 途中、先日の「ルンルン♪ウォーク」の時の記念写真を、会計担当の松原幹事に届けてきた。頼まれたことは早めに片付けておかないと忘れてしまうおそれがあるからだ。で、先週に借りた本を返却しておかねば・・とやってきたもの。気づいた時が日々好日。

 

 当面、講演会も法話会もないもので、調べたい項目があるわけでもないし、読みたい本がある訳でもない。

 

 で、お天気もいいことだし・・ということで、高松市仏生山町にある「法然寺」にやってきた。いや、特別な意味もないし、とりたてての用事もないのだけれど。

 

 ここは、高松松平藩の菩提寺である。初代重公が、子松庄(満濃町)にあった法然上人ゆかりの寺「正福寺」を移築して「仏生山法然寺」としたもの。松平藩は浄土宗だからであった。

 

 これは「骨佛」である。納骨された遺骨を粉砕して仏像に仕上げてあるという話である。

 

 これが、三尊堂の内部で、讃岐の寝釈迦と言われる涅槃像である。今日はご婦人方が大勢、お参りをされていた。

 

 五重塔が五月の空に映えて堂々として見えた。

 

 で、「俵札」に関するものや「納め札」に関する研究論文を借りてきた。納め札の展示はできたのだけれど、今度は、その調査研究報告もやらないといけない。その手順の確認やら書式の構成方法なんぞを調べたくって・・・。

 

 それと、これ。歩き遍路用のマップである。今年は讃岐一国を逆打ちで回るらしいので、その歩き遍路用の道順を確認しておきたいと思ったので。私は車では走り回っているけれど、旧遍路道とか歩き遍路用の道など歩いたことはない。私が歩くわけではないが、サポート係としては、道順くらいは知っておかねば・・・ということで。

 

 この赤い点々が、歩き遍路用の道らしい。こういうものを、スキャナーで取り込んでデジタル画像化しておく。

 

 予定表に従って、3回目はJR木太駅から一宮寺経由で国分寺まで。4回目はJR鬼無駅から根香寺経由白峯寺を経て国分寺駅まで・・・というようなコースを選びながらのスキャニングになった。

 

 この大きなマップの裏表を読み込むと夕方になってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。さまざまな似たような十訓があるが、今日は「ならぬもの十訓」である。よく見かけるものに「つもり違い十訓」がある。その話に、ある人から拍手をいただいたことがあり、それに、次のようなことを教えてくれたものである。

「ならぬもの十訓」
忘れては ならぬもの「感謝」
言っては ならぬもの「愚痴」
曲げては ならぬもの「つむじ」
起こしてはならぬもの「短気」
叩いては ならぬもの「人の頭」
失っては ならぬもの「信用」
笑っては ならぬもの「人の落ち度」
持っては ならぬもの「ねたみ」
捨てては ならぬもの「義理人情」
乗ってはならぬもの「口車」

ならぬものはならぬのです・・・と、少し前の大河ドラマの台詞を思い出したが、こちらも、驕り高ぶらずに謙虚な姿勢で人と接していきたいものであるなぁと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

Trending Articles