さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は23.8度から30.4度、湿度は88%から66%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の23日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
これが夏なんや・・・と思うほどに涼しくてさっぱりとした朝。こどもの頃の夏休みはこうやったんや・・・と、なつかしく思い出すような朝・・・。あの、梅雨時のむっとした蒸し暑さから解放されたさわやかさを味わっていた。
「朝の涼しい間に宿題をやっておきましょう・・」と、小学校の頃に言われ続けていた言葉を思い出して、例の宿題の遍路札のデータをやっつけておくことにした。
明治の終わり頃になっても、文字の読み書きができない人がいたのだろうか。みんなが読み書きできるようになったのは戦後のことなんだったか。こういうお札には、達筆できれいな文字を書いている人がいっぱいいるが、中に、こんな文字もある。これは「礼場=霊場」のことだと思う。
この「偏路」という文字もあやしい・・・。
昨夜というか今朝方の夢で、おいしそうなスイカの夢を見た。思い出してみたら、ここ最近、スイカなんぞ食べたことがないような気がする。夫婦二人だから、まるごと一個のスイカを頂いてもどうしようもない。だから、もらわないのか、頂いてもどこかにあげてしまうのか、私の口には入らない・・・。そう、思うと、無性に欲しくなるのが人情だ。
で、車で一走りしてスイカを買ってきた。四分の一なのか六分の一なのか確認しなかったが、私一人で食べるにはちょうどいい大きさ。
とりあえず、お昼ご飯代わりに半分を食べてみる。石川県産と書いてあったが、意外とタネが少ない。でも、思ったほどにはおいしい食べ物ではなかった。
朝の間に1,701番から1,800番まで、10時から1,801番から1,900番まで。お昼から1,901番から2,000番まで。さすがに300ものデータを見ていると疲れてきたので、今日はここまで。
このままだと、今夜中には全てのデータの投入が終わることになる。まずはめでたしめでたし・・というところ。
そこで、もう半分のスイカも食べてしまっておく。「私も欲しかったのに・・」と言われないように、痕跡を残さないようにきれいに片付けておかねばならない。でも、もっと、おいしいものかなぁと思ったけれど、そんなにもは感動もしなかった。
この俵札の調査は、もう、何年も前から行われてきたようで、最初は「寒川家」の2,340枚、次いで「飯田家」の1,130枚。私が加わったのは昨年の5月からの「田淵家」の2,400枚。ご案内の通り、俵札というのは、「俵」に入った納め札などのお札類である。
俵札とはこうした、小型の俵に入っていたお札。多くが納め札である。納め札というのはお寺などに納めるから納め札と呼ばれるが、お接待などや名刺がわりに頂いたものは「偏路札」と呼んでいる。これらは、お寺に納めたものを頂いてきた訳ではないので、厳密には「納め札」とは呼ばれない。
年をとったせいか、今年はまんのう町帆の山地区のひまわり畑にも、高松市生島町の高校野球香川県大会にも行かずじまい・・。少しばかりこころ残り。
今日の掲示板はこれ。「私が後悔することは、しなかったことであり、できなかったことではない。」という、イングリッド・バーグマンのことばから。ハリ ウッド女優、イングリッド・バーグマンの名言。私が中学だか高校だかの頃に勧められて見た、「誰がために鐘は鳴る」の主演女優さんだった・・・くらいか と。しかも内容は良く分からんと来ている。映画好きのひとには怒られそうな無知っぷりである。
名言のほうは、実に素直で好感の持てる言葉である。できるできないは二の次で、とりあえずやってみて・・・、という前向きな姿勢が伺える。ただまぁ、普通のひとであれば、やってみたけどできなかったこと、というのも後悔の対象になるんじゃなかろうかと。そこを後悔せずに進んでゆこうとするところが、彼女の偉人たるところであり、この言葉の名言たるところなんじゃないかなぁと、思うわけなのである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。