さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温じゃ24.0度から31.1度、湿度は88%から74%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の24日は、湿った空気や気圧の谷の影響で概ね曇る見込みらしい。
昨日が暦の上での「大暑」だったらしい。大暑は二十四気の一つで、陽暦七月二十四日ごろに当たり、一年中で一番暑い時になるらしい。なるらしいが、昨日も今日も朝方は肌寒いくらいに涼しかった。
で、例の宿題の遍路札の調査は、一応、2400枚の遍路札の全てを確認し、入力を終えた。終えたけれど、今日は一応、それの確認をやっていた。八十八と八拾八、遍路と偏路と邊路と辺路と徧路と・・順礼と巡礼と順禮と・・というようなはっきりとわかる違いなどの確認をやってみた。
そうそう、四国と四國と、一国と壹国と壱国と・・・確認していたらキリがない・・・。今日になって気がついたのだけれど、「讃岐一国順拝」というものは比較的多いし、「二国順拝」というものもけっこうあった。尾道あたりからのお遍路さんは、愛媛と讃岐の「二国」を順拝したらしい。けれど、江戸時代後半から明治時代後期までの「三国まいり」というお札は見えなかった。土佐は入国禁止になった時代があったにも関わらず・・・。
で、午前10時からは奥方の運転手でお買い物や孫との会食に出かけることになった。で、奥方お気に入りの「大塩水産」である。さぬき市鶴羽という所にある「しらす」や「ちりめん」の製造販売をやっている。
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こうした若者たちが手際よく作業を繰り返していた。
こうした「生しらす」や「釜揚げしらす」が有名らしい。私もこれがあればビールがおいしいと思う。
その後、高松市西部にある「鬼無(きなし)植木盆栽センター」にやってきた。ここでは、今夜、「ふれあいまつり」というイベントが行われるらしく、会場準備をやっているところだった。でも、そうしたイベントに参加するためではなくて、単にここで待ち合わせしているだけのこと。
実は、その奥にある高等学校に孫のハヤテ君が通っていて、今日は部活の練習日なのだそうだ。彼は「アーチェリー部」に属しているのだとか。
アーチェリー部がある高校は少ないので楽勝で優勝できるのかと思えば、結構の部員数がいて、三勝したらベストエイトに・・ということはないらしく激戦なのだとか。それに道具もけっこうな金額がかかるらしい。
で、結局の薬局で1時間も待たされて、ようやく孫と出会えて、今度は高松市東部の前田西町にある「魚屋の寿司東信」というお店にやってきた。奥方もおばちゃんたちにいろんな情報をもらっているらしく、「ここはボリュームがすごいのよ」などと自慢している。
で、「カツオのたたき定食」というものを注文してくれたようだが、自慢じゃないが、私のおなかは大きいが胃袋は小さいのだ。「こんなのムリムリ・・・」と言うと、「ハヤテちゃんがいるでしょ」と言うのだからたまらない。結局、私はカツオのたたきを五切れと、この温泉卵を食べただけ。お味噌汁もご飯も奥方と孫が食べたようだ。
なんだかんだと奥方の計画はあったようだけれど、孫のハヤテ君とナギちゃんも遊んではくれずに、早々に追い返されてしまった。仕方なく、わが家では私の散髪をして今日の予定は終了。
今日の掲示板はこれ。「一生懸命だと、智恵が出る 中途半端だと、愚痴が出る いい加減だと、言い訳が出る」という武田信玄のことばらしい。内容としては、いいなぁと感じたけれど、今一つ、すっきりしない。武田信玄作とされる言葉で有名なものには、武田節の中にも取り入れられた、「人は城 人は石垣、人は堀 なさけは味方 あだは敵なり」。江戸時代に武田信玄の功績をまとめた「甲陽軍鑑」の中に、信玄の歌として紹介されているが、ただ確証はないようである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。