さぬき地方は高気圧に覆われて概ね晴れており、気温は1度から8度。湿度は55から75%。西の風がときおり吹く程度。穏やかな天気に一転した。昨日のあの風はいったい何なんだったのか・・・。
だから今朝は霜が降りて冷たく、犬の水も薄く氷が張っていた。それらもあっという間に溶けたのだけれど。
ということで、今日も石仏探しのためにまんのう町に向かった。仲多度郡まんのう町は、満濃町・仲南町・琴南町の三町が合併して「まんのう町」になったと思う・・。今日は、その本家の「満濃町」に向かうことにして、その前におなかをおこしてから・・・と、ここに寄った。丸亀市綾歌町岡田上にある「麦香(Bakuka)」という一般店。
で、マイブームになりつつある「しっぽくうどん」小で480円。麺が細くてなめらかだなぁと思った。具材もよく煮込んであっておいしかった。少しばかり熱くて汗が流れて困ってしまった・・・。
最近、リニューアルしたんだろうか、さっぱりとしている。少し前には古くて親しみのあるお店だったが、「かけちく」というメニューはそのままある。ま、かけうどんにちくわ天が入るだけだけれど・・・。
で、着いたのが先日にもやってきた満濃池。日本最大のため池・弘法大師が作ったという満濃池・・・。ここにある神野寺(かんのじ)の横にある山にミニ八十八カ所霊場があるが、その中に紛れ込んでいるという情報があった。ここの住職さんは「そんなものは混じっていない」と言うたのだけれど・・。
で、八十八番から順番に87・86・85・・・・・と確かめながら戻ってゆくと・・・21・21と並んでいる石仏があった。上の写真、十一に見えるが、二十一番と刻んである。出、上を見ると・・・
まさしく二十四輩。でも、ここは二十一番。まだほかに23体があるということだ。先は遠い。
こんなバスが満濃池にやってきた。「ぐるりんつるりんうどんBUS」・・・。いろんなことをやるもんだ。
次に行ったのが池の流入口にあたる上流の「五毛:ごもう:地区」。そこの集会場横に移転されてきたらしい石仏が・・・。ここが21番の唯信寺。横のお坊さんは唯信房だろうか親鸞聖人だろうか。右手前の柱には「親鸞聖人二十四輩唯信寺」と墨書されているがほとんど読めない・・・。
さて・・・と、次の目的地を探そうとして・・「あ・・・・・」と絶句。地図や住所を書いた資料をデスクの上に置いたまま出かけてしまったのだ。「それじゃダメじゃん、春風亭昇太」 またもうなだれるしかない・・・。
今度は記憶を頼りに・・・丸亀市川西北字山ノ側というところにある「双子山」を目指した。あのUDONの舞台となった宮池から見た讃岐富士こと飯野山。その手前にもりもりとした丘が二つあるが、これが双子山。ここにも二十四輩さんがあるというのだが・・・。
というので探したのが、これ・・・。住宅の裏手の山肌にある石仏・・・。これじゃぁ、わからん筈だ。結局、この日、ここで見つけたのは6体、正式には「六輩」という・・・。これで、今日の作業はおしまい。この日も120キロも走った計算になる。けいこばぁに叱られる筈だ。ガソリン代も高いからなぁ・・・。
今日の掲示板はこれ。これも東井義雄先生の言葉。「×より○がよく見える「心の目」を大切に」 世の中は「×」のほうが多くて、そちらばかりに目が向くけれど、小さな○にも目も向けよう。そんな「こころの目」を大切にしたいものだ。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。