さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、大気の状態が不安定となるため、夜は雨や雷雨となる所があるらしい。気温は24.2度から30.4度、湿度は86%から76%、風は2mから4mの東から東北東の風が少しばかり。雨だ、雨だといいながら、とうとう、雨にはならなかった。明日の29日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、夕方まで雨が降る見込みらしい。大気の状態が不安定となるため、雷を伴って激しく降る所があるという予報だった。
夜が明けるのがぐんと遅くなったし、日が暮れるのもぐんと早くなった。昨夜にはコオロギの声がうるさいほどになって、いよいよ、秋らしくなってきたなぁと感じたものだった。
昨日、三豊市観光課で頂いてきた何種類かの観光チラシを置いてあったら、奥方のけいこばぁが、「今日は、ここに行くよ」と言うではないか。まさか、昨日、ここに行って来たとも言えないので、「はぁ~・・・」と答えてしまった。
仕方がないので、昨日とまるきり同じルートで、善通寺市経由で仁尾町に向かうことにした。途中、何カ所かでトイレ休憩。とにかく、利尿剤のおかげで30分ごとにトイレに行かなくてはいけないのが困りもの。
味巡りのパンフレットの地図が、現地とうまくマッチしないので、とりあえず、仁尾町文化会館の駐車場に車を置いて、あたりを歩いてみた。
この仁尾酢という工場はすぐにわかったが、お店がわからない。ここは工場で、日曜日はお休みだというので、すぐ前の酒屋さんで聞いて見た。すると、その酒屋さんに「仁尾酢」があるというので、早速にけいこばぁはお酢を買った。
こういうものだった。米酢だった。
仁尾蒲鉾店も、日曜日はお休みだというので、かまぼこや平天はあきらめた。
次にけいこばぁが選んだのがここ。うどんとそばの「長兵衛」というお店。細い路地沿いにあって、きれいとは思えないレトロなお店。駐車場がないのでパスしようと言うたのだけれど、「こういうお店がいいのよ、さっきの会館に車を預けて歩こうよ」というので、しぶしぶ、ついて行った。
迷路のような港町特有の路地を歩いて探して・・・。
どう見てもうさんくさそうなお店である。
中には、このテーブルと、奥に座敷席のテーブルが一つ置いてあるだけの狭いお店で薄暗い・・・。
けいこばぁは、うどん小ときつねずしを注文したが、きつねずしは売り切れだというのでおうどんだけ。
イリコ出汁がおいしい・・とけいこばぁは言うていた。この七味とうがらしは小さな袋に入っているものをやぶいて振りかける。私は中華そばにしてみた。
鶏のスープだなぁと思った。まぁ、なつかしい味というのだろうか。お店がレトロ(創業70年)なだけに、味もレトロかなぁ・・・。
今日の掲示板はこれ。ツルゲーネフの、「乗りかけた船には ためらわずに乗ってしまえ。」というもの。私的には、若干違和感もあったのだが、人間いったんこうと決めたら、迷わずに突き進むべきだ。決めるまでには熟慮を重ねることが必要だが、決心がついたら、もう思いきって実行するしかない。決断と行動を促す言葉である。「決定して疑いあることなし」の仏教の言葉もある。「顕浄土真実信文類三(教行信証・信)」
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。