さぬき市地方は西日本に前線が停滞し、台風第13号が四国の南海上を東に進むため湿った空気が流れ込み、夕方から雨が降り、雷を伴う所があるらしいが蒸し暑い一日になった。気温は25.0度から29.4度、湿度は96%から82%、風は1mから5mの東北東の風が一時強かった。明日の8日は、前線や台風第13号の影響で概ね曇りとなり、明け方までは雨が降り、雷を伴う所がある見込みだという。
昨夜のこと、19時から20時までの約1時間ほど、私の部屋の背後で赤色灯が回り続けていた。飲酒検問なのか、連続窃盗団の検問だろうか。でも、1時間に10台ほどしか車は通っていなかったみたい。
19時というと、飲み屋さんで飲んで帰る時間には早すぎる。最近、この道筋でエアコンの室外機が連続盗難被害にあっているし、農家の軒先につり下げてあった草刈り機(刈り払い機)も二十数丁盗難に遭っている。
昼間の場所はここ。ここはカーブを曲がったところで、少しばかり広くなっていて警察車両が停められる。しかし、こんなところで検問をしたのを見たことがなかったのだけれど。
朝の間は曇っていて、今にも雨が降るかもしれないというような中、水曜日は県立図書館デーということで、ここにやってきた。さすがに、蝉の声は一匹たりとも聞こえなくなっていた。
大雨にならぬうちに本を返却して帰ろうと思ったけれど、ものはついでだからと、今回も五冊の本を借りてきた。
いつも気になっている、高松松平家の墓所「般若台」の資料が目に付いた。30年前には自由に入れたものだったが、近年はきつく施錠されてしまったし、最近になって、歴代藩主の命日開門もなくなってしまった。お願いをしてそれなりの理由を述べれば開けてくれるのかも知れないのだが、あいにくと、それなりの理由もない。
参考資料からの「般若台」で、歴代藩主や奥方、重臣らのお墓がこうして累々と並べられている。中央に見えるのが、三代高松藩主松平賴豊公のお墓である。
これが初代藩主松平賴重公のお墓である。一度、お参りさせていただきたいお墓である。
台風だ、台風だと大騒ぎしているのだけれど、今回も台風の雨は期待できないかも知れない。前回の12号では四国地方は150mm/hの雨が降ると言われていたのにお湿り程度だった。今回は100mm/h程度の雨だと言われているが、少し南寄りのコースになっていて期待できそうもない。
空には雨雲どころか快晴の夏の雲が悠然と浮かんでいる。
あまりにも蒸し暑いので、「センタン古都の氷華」がおいしいと思った。別にお勧めしているわけではない。
この花の名前が悲しい。「オオイヌノフグリ」に負けず劣らずのユニークな名前を頂戴しているのが「ヘクソカズラ(屁糞葛)」。アカネ科に属する日本在来のつる草で、7~8月にかけて花をつける。茎や葉を傷つけるとひどい悪臭が漂う。と言えば、もうこれ以上の説明はしなくても名前の由来はご想像いただけると思う。悪臭のゆえに大変ユニークな名前を頂戴したわけだが、万葉集の中にヘクソカズラの名前で登場していると言うから、その歴史は古い。それにしても万葉の貴族たちは一体どんな顔をしてヘクソ カズラの和歌を詠み上げたのだろうか。名前はユニークだが花は可愛らしく、その姿を早乙女の笠に見立てた「サオトメバナ」や「サオトメカズラ」などの上品な別名も持っていて、平安貴族が歌に詠んだ気持ちも何となく分かるような気がする。他にも花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた「ヤイトバナ」の名もあるらしい。
一方、こちらは「スイフヨウ」。中国名から、ただし「芙蓉」は元々中国では蓮(ハス)のことで、唐代までは「木芙蓉(もくふよう)」と呼ばれていたので注意が必要である。「酔芙蓉」の名前の由来は花の色が変わる様を酒に酔って顔が赤くなることに例えたもの。
今日の掲示板はこれ。「阿弥陀仏と称える口で 愚痴を言い」というもの。私が仏法を聞くのではないし、私が仏教を学ぶのでもない。あたしが聞くのであれば、自分勝手な聞き方、学びになってしまう。自分の狭いモノサシで判断することになりかねない。自分の納得する部分や、共感する部分だけで判断することになってしまい、少しも自分は問われない。そうではなくて、私が仏教から聞き、学び、 問われていくのである。今まで見えなかったことや気づかなかったことを教えられるのである。今年の梅雨は雨が少なかった。カラ梅雨のようで、水やりが大変だと愚痴っている人も多かった。今年は台風が連続してやってきて、堤防決壊や土石流の発生で大勢の人が被害に遭った。そうするときっと「今日も雨か、台風は嫌だなあ」と、また愚痴が出ることになる。これが私たちの姿ではないか。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。