さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で曇り、雨の降っている所があった。気温は24.5度から27.2度、湿度は88%から91%、風は1mから5mの東の風が吹き殴っている。午後からは雨になってきた。明日の13日は、引き続き前線や湿った空気の影響で朝晩を中心に雨が降り、雷を伴う所があるらしい。
昨日の山の神神社の例祭の時、今月分の集金の案内をしたのだが、前の自治会長さんから「獅子・奴の負担金」の集金が抜けている」との指摘を受けた。で、あれこれ調べた結果、やはり、一戸あたり500円の集金が必要だということが分かって、その追加集金の案内文や秋の例大祭の案内状などを投げ込んできた。
で、今日は地区の老人会の交通安全教室が行われるらしい。近年はお年寄りの数も減ってきたので、自治会長も参加して欲しい・・と頼まれて出席してきた。ま、「若木も山の賑わい(?)」、頭数揃え・・・ということで参加したようなものだ。
昔の小学校から南方面一帯を、「南友(なんゆう)」と呼んでいたが、その方面のお年寄りもぐんと数が減ってしまった。今日は30名余り・・ということだった。
この方が、このあたりの老人会の会長さんだが、私よりか一個上だから、今年で69歳ほど・・・の筈。老人会というのは、何歳からメンバーになるのだろう。私にはお誘いなんてないし、老人会への案内もない・・。
講師は香川県交通安全教育推進隊の方で、「高齢者交通事故防止教室」というものだった。内容はDVDのドラマを通して交通安全、高齢者の安全な自動車の運転方法なんぞを勉強するもの。警察官の言葉は漢字が多いので馴染みにくい。「はくぼじ」と言われても「何のこっちゃ・・・」と考えてしまう。「薄暮時」のことらしい。「あんにんしょう(暗認証)」とか「めいにんしょう(明認証)」、「さいろそく(最路側)」などなどなど・・・。
でも、聞いていると、朝の3時に自転車に乗っていて車に跳ねられたとか、朝の4時に乳母車を押していた老婆が自動車に跳ねられたとかという事故が多いそうだが、そんな時間帯にお年寄りが何をしよるん???
子供が小学生だった頃には「子供会」というのがあって、この集会場でクリスマス会なんかをした記憶があるが、娘が小学校を卒業してしまうと、その父兄たちとも離ればなれになって、すっかりと、浦島太郎状態・・・。もう、娘も40歳を過ぎたのだから、30年も昔のことになると、誰が誰やらわからない・・・。
で、老人会の会員さんは500円でお弁当。私はまだ若くて会員でないので1,000円のお弁当なのだそうだ。品物は全く同じもの。だから、お持ち帰りで自宅で食べたが、私の好みではないので奥方に食べてもらうことにした。肉や魚、油濃いものやお寿司は食べられない。
おみやげに、反射材付きトートバッグやらミニLEDライト、反射材付きのストラップなんぞを頂いた。参加賞みたいなものらしい。
さぬき市から、高齢者に敬老会の記念品代を振り込んだから・・という通知が来ていたので、農協さんでその補助金を引き出して、市の商工会発行の商品券を買った。これを、来週の敬老の日にお渡しするのである。80歳以上の方に1,500円の商品券だというから、事務的と言えば事務的。この集落でも80歳以上の方は3名だけ。さみしくなってしまったものだ。
こういうものが3枚入っている。5年前には自治会堂で敬老会をやっていたので、その席上でお渡ししたのだが、その後は敬老会もできなくなってしまったらしい。
この集落の人口は減るばかりだが、サルとイノシシは増えるばかり。やがてには彼らの王国になるのかも知れない。
今日の掲示板はこれ。「掃けば散り 払えばまたもちり積もる 人の心も庭の落ち葉も」というもの。道歌らしい。釈尊の弟子のチューラパンタカ(周利槃特)はすぐにもの忘れをする人間だったが、釈尊から“塵を払わん、垢(あか)を除かん”との短いことばを与えられ、このことばをくり返して、ついにさとりを得たという。彼は、このことばを唱えながらあちらこちらを清掃した。やがて清掃とは自分の心の煩悩を整頓することだと気づいた。人の背を洗いながらも、このことばを唱え、その人の心も清かれと念じる。あるこき、チューラパンタカは釈尊に命じられて人びとに説法するが、彼はただ一言“塵を払わん、垢を除かん”と言っただけだった。しかし人びとは大いに感動したという。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。