丸亀地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は今期最低の9度から18.1度、湿度は86%から56%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の5日は、引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。
この週末には塩飽広島で文化祭「ふれ愛まつり」が行われるので、その準備のために丸亀に向かった。朝ドラが終わって8時半に我が家を出て、丸亀には10時過ぎに着いた。丸亀港近くのスーパーに立ち寄って食材を仕入れた。
丸亀港には10時半に着いて、車を少し離れた駐車場に止めて少し歩いたら汗がにじんだ。今日のような日を「小春日和」というのだとラジオで話していた。旧暦の10月に入っての暖かい日のことを言うらしい。
瀬戸内海の島々で「瀬戸芸」が行われているが、「なぜ、塩飽広島では瀬戸芸をやらないのか。おかしいではないか」という声をよく聞くが、高松市は別として、普通は「一市町村で一箇所」という決まりがあるので、丸亀市は「塩飽本島(ほんじま)」がやるので広島では行うことができないということ。だから、多度津町では高見島がやっているので佐柳島では行えないし、三豊市では粟島が手をあげたら志々島ではできないということらしい。
11時ちょうどに高速艇「ニュー・ビサン」に乗り込んで同10分に出航して海上15分でしわく広島・江の浦港に着く。そこから軽トラで我が家まで数分。
これが我が家の「暁光庵」。軽くお昼を食べて・・・
島の唯一のガソリンスタンド。ここにパンクをしたタイヤを預けてあるので取りにきたのだが、午後2時まで不在・・とのこと。
これまた、島唯一のお店である「天野ショッピングセンター」に表敬訪問。ご夫妻に島に帰ったことを報告したついでに缶ビールを買って帰る。あると思って今回はビールを用意してこなかったら、先日の秋祭りの際に飲んでしまっていたらしい・・。ビールがないのはなんとも心さびしいものなのだ。
フェイスブックで「両墓(りょうぼ)制」の話が出ていたので、それぞれの集落のお墓を見て回ったが、近年は地方(じかた)=本土で施設に入り、病気などで亡くなって本土で火葬にされ、初七日の法要も済ませて、本土の親戚に引き取られるから、こうした「埋め墓」は作られなくなった。最も新しいと思われるこのお墓も平成22年のもの。6年前のものである。
この集落でも、新しい立派な「参り墓」は作られているが、新しい「埋め墓」はない。手前に見える自然石は、はるか昔の埋め墓である。
どの集落も似たようなもので、新しい「埋め墓」はない。このしわく広島でも「両墓制」は消えてしまっている。
我が家の前の敷地もきれいに草を刈ってくれていた。ここから海が見えたらいいのだが、防風林がその先にあるので海は見えない。
14時半過ぎにガソリンスタンドに行くと、新しいタイヤを用意してくれていた。これで6,000円である。少しばかりお値段するけど、島という環境では仕方がない。ガスでもビールでもお酒でもガソリンでも「フェリー代」という輸送費がかかるのだから仕方がない。
今日の掲示板はこれ。「世の中の大事なことって たいてい面倒くさい」という宮崎駿さんの言葉から。プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿スペシャル「風立ちぬ1000日の記録 において、宮崎駿さんが作業しながら話していた言葉に多くの方々が共 感、感動したようだ。その言葉とは「大事なことって たいてい面倒くさい」NHKはその言葉をクローズアップし、多くの方々に共感を与えたらしい。逆に 言えば、「世の中のどうでもいいことって、たいていが簡単すぎる」。そりゃぁ、そうだ。納得だ。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。