さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.9度から12.4度、湿度は88%から58%、風は3mから4mの西の風が少しばかり。すっかりと春になったような暖かさだった。明日の4日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷の影響で昼前から次第に雲が広がる見込みらしい。
昨日に引き続いて、義兄の転入手続きである。今日は奥方が休めないので私の役目になった。まずは、午前9時過ぎに「さぬき市大川支所」に寄って、どんな書類が必要かを確認してもらい、メモ書きにしてもらった。また、委任状はどう書くのか・・とかも確認した。委任状は義兄の自筆だというのだが、あんちゃんは「筆文字」が書けない。点字で書いたのでは役所が困る。
メモを持って、義兄のいる施設に行って、メモ書きされた「介護保険証書」やら「マイナンバー通知カード」などを預かって、
再び、「大川支所」に戻り、手続きを始めたら・・・
マイナンバー通知カードではなく、
マイナンバーカードを預かってきてしまった。これだと、さぬき市本庁でないと処理できないと言われた。さらに、「身障者手帳」や「年金などの収入証明書」も持って行くようにと言われた。
仕方がないから、またも施設に戻って、あんちゃんに必要な書類を探してもらうが、これまた、時間がかかる。ようやく探してもらった書類なんぞを預かって、さぬき市志度にある「さぬき市役所」に向かった。時計は早くも11時前になっている。
転入処理はどうにかできたのだが、マイナンバーカードのパスワードがわからない。義兄に携帯電話で確認したが、そんなものは覚えていないという。事実、私もマイナンバーの暗証番号などは覚えていない。それでは困るので、暗証番号再設定通知書を施設宛に送るので、それ以降になるという。
それが終われば、今度は「福祉課」で年金関係の手続きだから、またも、「委任状」が必要だと仰る。おかげで、施設の住所や電話番号、義兄の生年月日から旧の住所何度を覚えてしまった。まぁ、明日になれば忘れるのだろうけれど。
正午の音楽が流れて、ようやく手続きが終わって解放された。やはり、田舎でも半日仕事なんだなぁと実感したことだった。
今日の掲示板はこれ。「自分のことしか 考えられない人を 鬼と言う」 自分のことしか、今のことしか考えられない鬼のような生き方をしているのが現代人であり、そして私ではないか。今、問題の原子力発電所を考えてみても、原発を稼働して出てくる核のゴミ、 核廃棄物は処理できないのだ。埋めることも捨てることも出来ない使用済み核燃料。そんな放射能の恐怖におびえる生き方を子孫に残そうとしているのである。たとえ鬼でも恐縮して、申し訳ないと、鬼であることを自覚し、少しでも迷惑をかけたくない、と考えて、他のことを考えて生きる道があるはず。しかし、鬼が鬼と知らず、正しいことをしていると威張り散らしているのはいかがなものだろうか。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。