さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため、午前中は晴れていたが、午後からは概ね曇りで雨の降っている所があった。気温は8.2度から10.4度、湿度は74%から55%、風は9mから5mの西風が強く吹いて、体感的には冷たい一日になった。明日の7日は、引き続き冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。
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おへんろつかさの会長から、「大窪寺門前に午前8時45分集合」という連絡を受けて、大窪寺に着いたのが8時40分。今日は3月のウォーキング「るんるん♪春へんろ」の下見をするということだった。で、私はいつものように車での伴走の役目。
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左上の88番大窪寺から、一部、旧へんろみちを歩いて、途中からはマイクロバスに乗って、10番切幡寺に向かうというもの。今の歩きへんろの方でも、このルートを歩いて、1番札所の「霊山寺」に向かう人がいるという。
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会員さんの中には同じ姓の人が多い。この青い車のご婦人さんが「みゆきさん」、私は「お上人さん」と呼ばれている。ともに同じ姓だからである。こうして伴走しながら荷物の運搬などを担当する。今日の参加者は6人と伴走者2名である。
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途中の産直のお店で休憩したり、お買い物をしたり。この「長野」という集落からは、二台の車に分乗して、直接、切幡寺に向かう・・・。
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切幡寺の山門脇に車を置いて、ここから333段の石段を登る。皆さん、健脚だ。いや、私の足が軟弱なのかも。ゼーゼーハーハーと大息をしながらついて行くのがやっとである。
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何度か来たことがあるが、この石段はきつい。
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でも、境内の紅梅が満開できれいだった。
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皆さんは多宝塔などを見学したりお参りをしていたが、私とみゆきさんは、彫刻を見たり、瓦の彫り物などを見て楽しんでいた。
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これがみゆきさん。
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これが客殿の屋根瓦。鬼瓦でもなく、鴟尾(しび)でもなく、しゃちほこでもない。
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反対から見ると、鯉のようでもあるし、何だろう・・・。
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途中、この「犬墓大師」にも足を伸ばすそう。犬を連れてこの地の山に分け入った弘法大師が猪と遭遇したところ、その犬が弘法大師を猪から守った。しかし犬は、誤って滝壺に落ちてしまい、犬の死を憐れんだ弘法大師が犬の墓を立てこの地を犬墓と名づけたと言われている。墓は享保(1716~36)の頃、犬墓村庄屋松永傳太夫が造ったとされている。
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最後は、大窪寺門前の「八十八庵」で、打ち込みうどんでの打ち上げになった。伴走者のみゆきさんと私は「ごちそう」になった。
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強い西風で冷え切った体には、このあたたかさがご馳走だった。
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午後からはお兄ちゃんの部屋に、ノートPCとプリンターを持って行って接続した。はてさて、これをどんな風に使うのだろうか。
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今日の掲示板はこれ。「明日こそ明日こそ 弁解しながら 過ぎて行く日々」というもの。下級貴族の子息であった親鸞聖人(幼名を松若丸といった)は、両親と幼くして死に別れた。生活に困窮していたであろう親鸞聖人は九歳でお得度されたのだったが、その時の話が次のように伝えられている。得度のために青蓮院の慈円和尚のもとを訪れた時には夜も更けていた。「もう遅いから明日に得度をしましょう」といった慈円和尚に、親鸞聖人は「明日ありと、想うこころの仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」という歌を詠まれたということである。「今、咲いている桜も、夜中の嵐で明日には散っているかもしれません。それと同じように、私の命も無常の世にあって明日がないかもしれません。どうぞ、今日のうちに得度させてください」という親鸞聖人の懇願に、慈円和尚はすぐに得度の儀式をとりはからったのであった。
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じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。