さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、夜は気圧の谷や湿った空気の影響で曇るらしい。気温は3.1度から14.1度、湿度は96%から62%、風は1mの西南西の風が少しばかり。まるで春になったかのような一日になった。明日の17日は、前線や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけて雨が降る見込みなのだとか。
今日は月に一度の県立病院での予約診察日なので、ゆっくりと出たのだが、病院の手前で忘れ物をしたことに気がついた。
この、血圧や脈拍を記録した用紙である。これを毎日記録するようにと言われているもので、これを忘れたら記録にならない。すぐさま引き返して用紙をつかんで病院に向かった。
9時30分過ぎに病院に入って、レントゲン検査室にファイルを入れたらすぐに呼ばれて検査室に入った。
胸のレントゲン撮影だからすぐに終わった。
中央処置室という採血室の前に座ったとたんに番号を呼ばれた。採血もスムーズに終わり、採尿も終わった。
すると、すぐに「中待合」にすすめという表示が・・・。ま、ここで、数分は待たされたけれど、10時前にはドクターの診察が始まった。
こんなことは初めてだ。だいたい、血液検査には1時間はかかると聞いたのに・・。だから、今日は30分ですべてが終わったことになる。
やはり、胸に水がたまっているという診断。で、無呼吸用のマスクを着用してみないかと言われたけれど、それは何度もお断りしている。そしたら、来月は「栄養指導」が用意された。
会計処理が終わって時計を見ると、まだ、10時5分。いつも、こんなに速いといいのだけれど。
帰りに調剤薬局で薬を受け取って我が家に戻った。
今日のお会計・・・。合計3万9020円。少ない年金受給者にはきついお値段である。
どうにも、胸が苦しい・・と、薬箱を開いてみると、今朝の朝食後分を飲み忘れている。以前には三日くらい薬を飲まなくても平気だったのに、どうやら、これは重傷化しとるのかも知れない。
90や80歳の人ががんばっているのだから・・と、ドクターは言うのだが、そんなに長生きしても仕方がない。やりたいことはやってきたし、好き勝手な人生を過ごしてきたのだから、思い残すことは何もない。
今日の掲示板はこれ。「こんなはずではなかった と言って終わるか これでよかったと言える人生にするか それが仏法」というもの。いつもの赤松先生のお寺にあった言葉から。人は死に直面して、はじめて過去の自分の無意味な生き方に気がつくのである。それまでの自分は、家族を守るため、お金を貯めるために生きてきて、「幸せ」 という夢想を埋めるためのものでしかなかった。自分で生きていなかったということに気がつくのである。「こんなはずではなかった・・・」その思いは、「自分だけは大丈夫」だと思い込んでいるために起こるのではないのか。そんな私たちに対して、すべての物事は必ず移り変わるということを、仏教では「無常」と 教えてくれているのである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。