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Channel: まほろば自然博物館
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ワラビ採り 今日もあたふた 日が過ぎる

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 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6.8度から8.9度、湿度は90%から50%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の3日は、高気圧に覆われるため晴れる見込みらしい。

 

 昨日の花見の宴の片付けが終わったら、いつもの香川県営大川ダムまで歩いてやってきた。天気がいいから、どなたか、花見でもやってるかいな・・・とやってきたのだが誰もいない。

 

 ここの桜はちらほらと数輪が咲いている程度。

 

 これでは花見をしても雰囲気は盛り上がらない。来週あたりがいいのかも。

 

 集落内一周散歩をやっていると、あちらこちらで野サルが遊んでいる。休耕田でひなたぼっこを楽しんでいる様子。

 

 散歩の途中でワラビを見つけた。今年はまだ、ワラビもツクシも見ていなかったのだ。

 

 ようやくにして、これだけのワラビを見つけられたことだった。

 

 お昼からは宿題のお勉強。祇園牛頭天王社の展示用資料の整理。うちの会長は「古い物」がお好き。だから江戸時代の年号が入っていると大喜びするが、こういう年号の入っていない紙くずには目もくれない。

 

 これは上部に薬師三尊の印が押され、下には「牛頭天王社」の文字印が押してある。これを調べてみたら、釈尊の住んでいた「祇園精舎」の守り仏が「薬師三尊」であるという。それが垂迹したのが牛頭天王(スサノオ)であり、「祇園牛頭天王社」になったという。

 

 これは先日に訪ねた、「瀧宮龍燈院」の説明版。プリンターで印刷した用紙をパネルに貼ってみた。

 

 このお札を発行したお寺が「瀧宮龍燈院」であった。田舎では、牛馬は大切な物だったので、遠く京都や滝宮へもお参りをしていた証拠である。

 

 これは「蘇民将来子孫也」という紙こよりであるが、どうするものだろうかと思っていたら、

 

 こうして使うものらしい。これも京都の祇園社から請けたものらしい。

 

  今日の掲示板はこれ。「心の中に降る雨に 人の情けが傘をさす」というもの。私たちは誰もが一人で生きることはできない。誰だかの支え、願い、支援によって辛うじて私たちは生きているように思う。それらの支援が自分の目に見える場合もあれば、見えないところで支えていただいている場合もあって・・・。他人様の親切の暖かさに触れて、元気をいただき、落ち込んだときも起き上がることができるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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