さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で曇り、昼前から夕方は雨が降っていた。気温は13.8度から19.4度、脱げば寒いし着れば暑いという微妙な温度、湿度は98%から84%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の9日は、前線や湿った空気の影響で、未明は雨が降る見込み。その後は、寒気の影響で概ね曇るらしい。
木田郡三木町の三木町役場前の桜も満開状態。天気が良ければきれいに見えただろうに。
借りていた本の返却時期が迫っていたため、雨の降らぬ間に香川県立図書館にやってきた。
例年なら、しわく広島での「こんぴらさん」のおまつりの準備のために、島に帰る予定だったのだが、明日の九日に法務が入ったために、今日は待機ということになった。それに、今日は瀬戸内海が濃霧のために「停船勧告」も出ていたし・・・。
で、五冊の本を返却して、新たに五冊の本を借りてきた。
図書館前のアセビの花も真っ盛りというところ。
帰り道、さぬき市長尾東にある「亀鶴(きかく)公園に寄ってみた。八分から九分・・・というところだろうか。でも、天気がよくないからか、人出はさっぱり・・・。
少し前までは貸しゴザとか貸しスワンとかもあったのだが、需要がなくなったのか、はたまた花見客が減ったものか閑散としていた。お客を当て込んで露店も数軒が営業していたが暇そうにしていた。
さて、自宅に戻ると「印刷」の再開である。トナーも交換して用紙も補充して。
A4版両面印刷で製本用に印刷する。
お昼前から雨が降り出してきた。
今日は、おへんろ資料館保存用の「四国遍路の闇と影」という、おへんろさんの闇の部分をまもとめたもの。病気遍路や職業遍路などの「影」の部分とか・・・。
どんどんと製本作業も進んでいる。
どことも桜は咲き揃ってきた模様。
今日はお釈迦様のお生まれになった日。仏教を開かれたお釈迦様は、恵まれた身分を捨て、誰もが救われる道を求めて6年間の修行の後、お悟りを開かれた。体はやせ細り、骨と皮のようになるまでの苦しい修行だったのだが、苦行からは悟りは開けないということに気が付いた。しかし、その6年間が無駄だったのではなく、長い思索の中から尊い教えが導かれたと考えるべきだろう。お念仏の元祖、法然上人も一切経などの膨大な教典や書物を何度も読んで、考え抜いた末に「お念仏」を選び取り、どんな人でも分け隔て無く救われる道を開かれた。お釈迦様も法然上人も「万人救済」という崇高な目標を見失うことなく、強い心を持ち続けることができたからこそ成し遂げることができたのであろう。私たちは、法然上人の御遺訓「一枚起請文」に「ただ一向に念仏すべし」とあるように、他のことに惑わされることなく、阿弥陀仏の大慈悲とお救いを信じ、すべてまかせきる気持ちをもって、お念仏の生活をすることが大切でるなぁと感じいる今日であった。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。