さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17.2度から25.5度、湿度は64%から56%、風は2mから4mの西の風が少しばかり。明日の15日は、気圧の谷の影響で概ね曇る見込みらしい。
連休前から血圧が上がり、腹水がたまり、動くのがしんどくなったし、足がむくんで動けなくなったりしていて、ずいぶんと体重も増えてきた。連休が明けると、血圧は正常になったが、足のむくみは残ったまんまだった。
このままでは「寝たきり」になるぞ・・・と思って、ようやくに重い腰を上げて散歩に出た。「少しだけよ~」「少しだけよ~」と歩き出したら、ここまでは来られた。
この、発電棟から堰堤上につながる107段だか109段だかの階段を登ってみた。休みながら登ってみた。呼吸を整えながら登ってみた。
登ってみたらなんともない。これならば行けるぞ・・と、歩き出した。息苦しさも足のむくみ感もない。
数字の②から歩いてきて、今、「大川ダム」の所まで来た。これからは南下してダムに沿って歩いて行き、今度は北上して県道2号線を下って行くことになる。
ダムの管理用道路はメンテされておらず荒れ放題。枯れた竹が倒れかかったり通路をふさいでいたりする。雑草は伸び放題だし、山は崩れ放題。イノシシがかきまわした痕跡があちこちにあるし、山ではサルの甲高い声がする。
水面では、若者がボートを浮かべて「フライ・フィッシング」。全くあたりがない様子・・・。
ダムから下ってくるのは楽なもので、1時間と少しで我が家に戻って来た。つまり、4キロと少しばかり。
で、昨日の続きで、パワーポイントの資料の確認作業をやっておく。狛犬と仏教寺院は関係ないのだが、ここでは、「獅子」について説明している。
国王がライオンが好きなように、仏教を守るために「獅子」が使われている。釈尊が説法した場所を「獅子座」といい、その説法を「獅子吼」と言った。
この築地別院の有翼の獅子は、狛犬ではないのだが、「阿吽」の姿になっている。
午後からは「レジュメ」の作成。歴史好きな方々は、「資料がないのか」とか「資料が欲しい」というので、何らかの手持ち資料は準備しておかねばならない。
で、両面刷り2枚、計4頁の資料ができた。
今日の掲示板はこれ。「こだわりを捨てれば心は五月晴れ」というもの。「邪念を捨て、こだわりを捨てよ」 これを、禅門では放下著(ほうげじゃく)と云う。中国の言葉だが、要するに”捨ててしまえ”ということ。人生の苦しみ の多くは執着の心より起こるもの。執着の心とは、つまり、”こだわり”。仏教はこの”こだわり”を捨てよと説いている。こだわりがないといけないこともあるし、こだわりが良い結果を生むこともあるけれど、往々にして、人を出口のない欲望と迷いの渦中に巻き込んでいくこともまたあるもの。どうしたら、さまざまなこだわりから自由になれるのか?どうしたら、仏様のような柔和な心になれるのか。うちの庄松(しょうま)さんは、「角の生えたまんまじゃぞ」、「持ったまんまじゃぞ」と言うたのだけれど。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。