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Channel: まほろば自然博物館
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雨となり 重い荷物を 開いた日 

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 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で雨が降っている。気温は19.4度から21.2度、湿度は94%から81%、降雨量は0mm/hから5mm/h、風は1mから3mの東南東の風が少しばかり。明日の8日は、前線や湿った空気の影響で曇り、明け方まで雨の降る所がある見込みだが、昼前からは高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 朝から降り続いた雨は夕方になってもまだ降っている。おかげで、今日は終日、デスクワーク。

 

 一応、リストアップは完了した。これを、どんな切り口で分析、解析していくか・・・である。

 

 物事の最初からだと、「寒川家」とは、どこのどなたなのか・・」から始めないといけない・・。

 

 この地を治めていた、昼寝城の城主だった「寒川氏」は、土佐の長曽我部軍によって討伐された。

 

 敵が攻めてきても、きびしい崖の迫る場所だから、昼寝をしていても大丈夫・・だということで、「昼寝城」だったが、周囲を包囲されてしまって、食料や水がなければどうにもならない。

 

 で、本丸跡に残された小さなほこらが、「寒川社(さんがわさん)」。今も、末裔の「寒川さん」が御守りしているのだとか。

 

 おそらく、その寒川氏の末裔・・・、それも傍系の寒川家だろうと推察される。それも、旧遍路道沿いにあって、善根宿を世話したり、食事やお茶などをお接待したものだろう。今、その、寒川家は、町内の別の地区に移転してしまっている。

 

 そんな、前書き部分から、「俵札とはなんぞや・・」から始まって、「六十六部廻国聖」までをまとめてみた。

 

 最大の山場は、「護符」とひとくくりにしてしまっているものである。これらを、如何に料理するか・・・である。

 

 この、「六十六部」は、軽くまとめてみた。後に見つかった「遍路札=納め札」は断片や紙片で、あんまり参考にはならないで、これもはしょってみた。

 

 こういう「みくじ」はほとんどが「八栗寺」のもので、特に観察すべきものでもなかった。

 

 明日は、いよいよ、大物の「護符」にアタックすることにした。神仏の名や形像、種子(しゅじ)、真言などを記した札で、身につけたり壁にはったりして神仏の加護や除災を願うものだが、多種多様。

 

 ま、今日はここまで・・・だ。

 

  今日の掲示板はこれ。「人と人との関係は歯車だ こちらも合わせないと回らないよ」という、荒了寛さんのことばから。最近はなかなかに歯車のようにかみ合う人間関係が少なくなってきた。回っていると思うと空回り・・・。回らないと思うと、複雑すぎる歯車の組み合わせ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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