さぬき市地方は梅雨前線の影響で曇り、夕方まで雨や雷雨となる所があるらしい。気温は22.1度から26.0度、湿度は96%から80%。風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。明日の26日は、引き続き梅雨前線の影響で曇り、夜遅くには雨が降る見込みらしい。
昨日から小雨が断続的に降り続いていて、ようやくに梅雨らしくなってきたなぁと思う朝、今日は珍しく日曜日なのに、前山地区にやってきた。
今日は、「おへんろつかさ・ガイド実践講座」が行われる日。「レベルアップ講座」とも呼んでいたような。だから、わんさかと参加者があるのかと思っていたが、案外と少ない。私は、相変わらずの駐車場係。
9時から会が始まり、会長から今日の会についての説明があった。
つまり、おへんろつかさの会発足(平成21年】以来、「ルンルン♪春・秋の遍路ガイド」を毎年企画し、また観光課の要請等で「上がり三ケ寺の観光ガイド」及び「旧へんろ道」の案内を行ってきた。
しかし近年、さぬき市学校支援部、県・市観光協会、福祉団体などから、ボランティアガイド依頼が著しく増加し、四国霊場/先達さんの宗教的なガイドでなく、お遍路文化を親光的、歴史的な面でのガイドを要望される傾向にあり、当会においても、過去10年間のおへんろガイドの経験を生かし、集積された知識を披露し、さぬき市のお遍路文化を発信する「おへんろつかさの会ボランティアガイド」を新しく組織化し、案内役であるおへんろガイドを育成したいという訳らしい。
本日、参加したのは30数名。まずは、上がり三ヶ寺の、志度寺・長尾寺・大窪寺と遍路道という4班に分け、それぞれがグループの代表者を決め、会合場所・時間などを決めて、マニュアル作りから始めることになった。
案外と志度寺は人気があって10名ほどのグループになった。ここは玉取り伝説や海女の墓、焔魔堂やお庭(無染庭)など見る所も多い。
長尾寺も希望する人が多く、ここは静御前の伝承や村岡大僧正の活躍、三味線餅つきやら力餅競争などでも有名。
大窪寺は私を入れて5名という少なさ。ちょっと意外で拍子抜け。ここも見所は多いし、四季ごとに表情を変えるので時期的な話題も考えておかなくては。
遍路道グループも10名ほど。ここは、距離があるので大変そう。志度寺さんから大窪寺までの旧へんろ道をガイドするのだから体力的にも知識的にもパワーがいりそう。
志度寺・長尾寺・へんろ道班は10名ずつほど。わが大窪寺グループは少数の5名だが、チーフガイドの前田先輩がいるので大船に乗った感じ。もう、大ベテランの方なのである。
ガイドの資料もたくさん持っておられるので、この先輩がいれば大安心。次回は7月の4日ということになった。
今日の掲示板はこれ。「どんなに辛くても生きること 幸せだけの世界はどこにもない」というもの。これはまた、なんとも突き放されたような厳しいお言葉であるが、時には「どうして自分はこんなに不幸なんだろう」と考える時がある。人からは幸せそうに見えても、本人にとっては辛い思いをしている時もある。でも、誰しも、楽しいことばかりが続くわけではないし、自分一人だけが辛いわけではない。それぞれに、皆、辛いことも楽しいことも抱えて生きているものである。辛いことがあるからこそ、それを乗り越えて、初めて幸せがわかるということもあるもの。やまない雨がないように、やまない風がないように、どんなに雨が降ったとしても、いつかは降りやんで晴れて来るもの。それと同じように、今は辛くても、あきらめずに生きていれば、きっと幸せにめぐり合うことだろう。楽しいことに出会うことができるだろう。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。