さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で曇りとなっている所もあった。気温は今期最高の25.3度から33.1度、湿度は86%から66%、風は2mから3mの西の風が少しばかり。明日の3日は、引き続き、湿った空気の影響で概ね曇るらしい。
今日、7月2日は「半夏生」の日。太陽黄径100度。夏至から数えて11日目頃。梅雨の末期で、半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生える多湿で不順な頃とされている。農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、どんなに気候不順な年でもこの後は田植えをしないという習慣があった。その後に田植えをすると、「半夏半作」と言って収穫は少なくなるとされていた。農家では農作業も一段落したことから、おうどんを作って食べた。だから、讃岐では、「うどんの日」になった。
こちらは、水辺に高さ60センチほどに生え、半夏生のころだけ頂の葉の下半分が白くなり、白い穂状の花が咲く、どくだみ科の多年生植物。これを「半化粧」とか、「カタシログサ」とかとも言うらしい。
さて、ご案内の通り、七月の第一日曜日は昔から「一斉清掃日」ということになっているらしい。いや、条例で決まっているとか、自治会規則で決まっているとかの話ではない。私もこの自治会に来て10年あまり。詳しい事情は知らないのだけれど。
こういう草ボウボウのところなんぞを草刈り機で刈り上げていく。
で、7時からの案内だが、6時半前には全員が集まっていて、作業が開始される。
で、7時過ぎには草刈りや掃除もあらかた片付いてしまう。で、7時半には解散になるのが常。早いことはいいことなのだけれど。
我が家に戻って、シャワーを浴びて着替えをして洗濯をしていると、なんだか騒がしい。見れば、水利組合の人たちだ。水路を掃除して、みろく奥池へ水を入れるらしい。
それでも、今年は雨が少ないせいで、せっかく掃除をしても、わずかしか水が流れていない。
午後からは、自治会の「にょうたいさん」の例祭である。
10年ほど前には、この山の山頂にあるお社まで登って、酒やビールやらを担ぎ上げて、こどもたちも一緒に登って、にぎやかなおまつりだったというが、今は集会場でのささやかな「直来(なおらい)」になった。
こういう会食膳のお食事会である。でも、私は、こういうものが食べられない。酢の物くらいを食べて、あとは、奥方へのおみやげになる。どうして、こんな身体になってしまったのだろう。
ご覧の通り、9軒の自治会で、ほとんどが女性ばかり。
困ったことは、この集会場にエアコン工事をしたのだけれど、除湿した水分が、外の排水パイプから流れずに、室内にポトポトと落ちてしまう。時間を見計らって、修理をしないと畳が腐ってしまいそう。
今日の掲示板はこれ。「わが心がよくて 人を傷つけないのではない 傷つけていることを気付かぬだけである」というもの。人は傷つけあうのである。「私は人を傷つけたりなんかしたことがないわ・・」・などという人などいるはずがない。ただ、人を傷つけていることに気づかないだけのこと。よくよく、胸に手を当てて考えるのにいい季節になった。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。