さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、昼過ぎからは湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、曇りで雨や雷雨の所があるらしい。気温は25.0度から34.0度、湿度は90%から66%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の4日は、台風や湿った空気の影響で曇りで、昼前から雨や雷雨となり、昼過ぎから夜のはじめ頃は、激しく降る所がある見込みらしい。
昨日の「にょうたいさん」のおまつりで御神酒をしっかりと頂いた。昔、不義をして京を追放された公家の娘が志度の浦で身の不幸を嘆いていた。通りかかった庄屋が同情し、家に連れて帰り一生の面倒を見た。彼女は恩義に報いる為、死後もこの地方の為に尽くすといって亡くなった。庄屋は彼女を近くの青木池に葬り、小さな祠を立てた。以来、雨の少ないときに祠に集まって念じると必ず雨が降ったと伝えられている。以来この山を女体山と呼ぶようになった。 ちなみに女体神社は、主祭神:須佐之男命を祀る「男体社」に対する「女体社」として全国各地に存在している。
御神酒を頂いた上に、時期だからと、缶ビールも数本呼ばれたし、我が家に戻って、またまた呑んで、おかげで今日は二日酔いみたいだし、おなかがぱんぱんに張ってきた。
ということで、朝の間は神仏分離のお勉強。お寺や神社に「権現」だの「牛頭天王」がある場合には取り除いて捨てろ・・という通達が出された。
だから、こんなおふだなんぞ残っている筈がない。だのに、この俵の中にはそれがある。
ただ、こういうものを、どうやって手に入れたのかがわからない。奈良の金峯山寺まで出掛けたのだろうか。この「本願家」が配ったものだろうか。150年も昔のことだからわからないことばかり。
午後からは、観光ガイド・マニュアル作りの準備。これさえあれば、誰でも観光ガイドができるよ・・というマニュアルを作る予定らしい。人それぞれに個性があるから、大窪寺というお寺を題材にしても、見る目が違うから、ガイドをする場所も違えば、内容も違う。そういうものをすりあわせて、「これだ」というものを作るのだそうだ。
私は、こういう文学散歩派。
それだし、納め札にはちとうるさい・・・。仏教的なガイドは「先達さん」にお任せして、「明るく・楽しく・元気よく」的なガイドにしたいもの。
でも、歴史的なおはなしもしなくてはいけないし・・・。
私の資料だけでも週刊誌くらいのガイドマニュアルになりそう・・・。
明日の打ち合わせ用の準備はできた・・・かな。
台風だ、大雨だと、ニュースでは聞くのだけれど、このあたりでは雨の気配すらないのだけれど。雨というのは、明日の午後に2mm/hほどしか降らないで、その後は曇りマークばかりで、来週からは晴ればかり。
今日の掲示板はこれ。「雨の日も風の日も また悩む日も それがそのまま人生なり」と言うもの。一度かぎりの人生、くりかえすことのできない人生。その人生を充実感を持って生きるか空しさと淋しさを持って生きるかは、全て自分自身の責任であろう。「花の生命は短くて、苦しきことのみ多かりき」と言った小説家がいる。喜怒哀楽の交錯する人生であるが、思いおこされることは実に苦悩に類したものが多いように感じる。しかし、このことばには何かしら心ひかれる響きが感じられはしないだろうか。はかない青春の生命がかみしめた、ほろにがい甘さが感じられるように思った。苦しみは大切にしなければならない。悩みをそまつにしてはならない。雨にも風にも嵐にも、それぞれかけがえのない妙味がある。森羅万象、全てが私の人生を塗り替えてゆくクレヨンである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。