さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雪の降っている所があるらしい。気温は2度から4度、晴れ・曇り・みぞれ・雪・曇りとめまぐるしい一日。風は4mと8mという西北西の風。
今日は「冷たい」一日になった。昨夜、さっちゃんが「胸が苦しい・・」と言うので、掛かり付けの医院に連絡したが、ケアマネさんがやってきたので安心したのか、その後はおとなしく休んでくれた。おとなしいというても、空き瓶を床に落としたり、夜中に電灯をつけたり消したりと何かをやっている。
これが、「ワイヤレス・チャイム」。いつもは二階の階段の上に取り付けてあって、さっちゃんが手元のボタンを押すと、これが鳴り響くもの。今は、よく聞こえる場所に持って歩いている。
今日も買い物のついでで、ここに寄った。さぬき市長尾西にある「笠堂や」というセルフのお店。10時半ごろにおうどんを食べるとなると、ここが便利だから、ついつい、ここに落ち着く。
で、いつもの「しっぽくうどん小」で、350円。今日はいなり寿司2個セット150円で合計、500円。一個はさっちゃんのお昼用に持って帰る。こういうものだと手で握って食べてしまう・・・。
夕食の食材と缶ビールなどを買ってから、山の旧宅へ行って、けいこばぁの喪服用草履を探してきた。準備できる物は準備しておかないと・・・。昨日も・・訳のわからんことを言い出すし、やることにもおかしなことも多くなってきたし・・・。
昼からは雪も降り出してきたが、積雪までには至らない。風が吹いて雲間が晴れると一瞬で元の風景に戻ってしまう。
昼からは掛かり付けの医師が往診をしてくれたし、痛み止めの点滴をしてくれた。その薬が効いてくれている間はおとなしくしているのだけれど・・・。
風がやむと暖かそうな風景にはなるのだが、空気はやっぱり冷たくてきびしい。だから、今日も仏教書を読むしかない一日。でも、落ち着いては読めないので、目が頁の上を流れてゆくばかり・・・。
今日の掲示板はこれ。「人間は自分の都合で鬼といい福という」というもの。人間は思想や考え方によって、身の回りのものを判断し、決めて来たようだが、今度は逆に、その事に惑わされ、苦しめられているのではないかと思ったりする。親鸞聖人は、物事を自分の都合で判断していく心を、“罪福信“という言葉で教えて下さっている。自分にとって都合がよければ善し、都合がわるければ悪し、としていく心である。
鬼は、怖くて、恐ろしく、災いをもたらす存在として考えられてきた。しかし、それは、本当に存在するものではなく、全てを思い通りにしていこうとする、私たちの自己中心で、身勝手な心が、鬼の正体として表されているのである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。