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Channel: まほろば自然博物館
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草萌えて 旅の支度を 夢に見る

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 今日は全国的に日曜日。だからして、今日のオーダーはなし。木田郡三木町はきれいな晴れの空。

 

 朝の食後に飲む薬には「利尿剤」が入っているので、午前中から昼過ぎにはトイレに向かう回数が増える。しかしのかかし、夜には利尿剤を飲まないのに、夜中から朝方に掛けてはよくトイレに起きる。

 

 「まずは、明くんの分・・・」「次に雅之くんの分・・・」などと、分割された袋からおしっこを取り出して捨てるようなものでもない。みんな、私のものなのだから・・・。

 

 昨夜のことである。「おかげ回しをしますから」と、白拍子のような女の子が現れた。で、白い「おふだ」を手渡してくれた。

 

 「中崎の太平さん・・・240ml・・・」と、お札を読み上げるので、そのお札を持ってトイレに入り、待っていると・・・240mlの尿が流れた。

 

 「中森のジュウシマツ二匹で2.2ml・・・」というお札を頂いた。

 

 そんな具合にして、0時半、1時半、2時半、3時半と、朝の四枚は終わった。

 これは「夢」である。

 

 病院の食事は、このようなもの。11日日曜日の朝食である。

 

 白鳥病院に比べて、心臓食ながら味がしっかりとしていておいしい。今日は日曜日なので、何の検査もルーティーンもない。一人の見舞客もなかったので、13時過ぎから14時過ぎまで寝てしまっていた。奥方だけが、朝・夕、顔見せに来てくれて、洗濯物を交換してくれる。

 

 今日のお昼はこのようなもの。

 

 ご飯の上には、「ノンオイル香味ゆず」をふりかけている。

 

  今日の掲示板はこれ。「あなたを待つ時間の長いこと あなたといる時間の短いこと 計れば同じ時間なのに」というもの。相田みつをさんの言葉らしい。「時間が過ぎ去っていくのではない。われわれが過ぎ去って行くのだ」これは西洋のことわざである。「時は流れない。それは積み重なる・・・・」と、これはウィスキーのテレビコマーシャルの一節。これもなかなかうまい。しかしのかかし、耳に心地良く響き、なるほどと思わせるがよく考えてみるとこの二つの言葉の意味は正直言って、あまりよく分からない。が、このような言葉に惹かれるのは「時」という不思議さのせいなのかもしれない。もう少し「時」について考えてみよう。「時の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように早く飛び去り、過去は永久に静かに立っている」ードイツの詩人シラー。これぞ、名言中の名言ではあるまいか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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