3月30日(金)四日目
99-49-78 36.7 98 62.1
すっかりと春めいてきて、ここで寝ているのが不思議なほど。遠くの山では山桜が咲いて見える。近くの庭木の桜も満開気味。
右わき腹にチューブを刺した場所が痛くて、0時半から30分おきにトイレに急行。2時過ぎに痛み止めをもらって、ようやくに眠りについた。5時まで寝たが、寝た感じはない。またもや睡眠不足の真夜中の漂流。
部屋替えあり。前の人は外科の一棟に移動。そのあとへ個室からここへ。
今日のオーダーはX線撮影のみ。結果、水はほとんど抜けて、肺は大きくなっているとのこと。
フォーマ端末接続エラー。奥方のPCでも同じエラー。今回のここでの通信はあきらめるしかない。
合間に(というても、これが本職みたい)、入院見舞金の請求事務もやっておく。奥方は、こういう「算数」にはめっちゃ弱いのだ。私も「算数」と「体育」はダメだったな。
胸水も落ち着きを見せてきたようで、出てくる溶液も少なくなってきた。こうして、肺の中の水分をみんなはき出させるのである。そうして、肺をいっぱいに膨らませている状態、そうすれば、肺の中へよそ者が入ってきても入るスペースをなくしている準備。
このような場合、いくら水を排水したってしたって、後から後から水は流れ込んでしまう。だから、この水が引くまで待つ。強制的に河川のほうへ逆送する。そうして、肺の中を空っぽにしないと修復工事はできない。
このように、水がなくなった時点から復旧工事、補修工事が始められる。肺をこのような状況にすると、肺自体が自力で膨らみ始めて、胸壁膜をいっぱいにする。そうすれば、胸水の流れ込むスペースがなくなってしまう。
今日の掲示板はこれ。あのにこにことした旭天鵬。先日も・・「やっちまった!」と、茶目っ気たっぷりに大関に勝った喜びを話していたが、まさか・・・優勝まで「やっちまった!」というのは、相撲ファンでなくても拍手したいものだった。友綱部屋へ移籍後初の場所となった同年5月場所では、西前頭7枚目の位置で5日目までは黒星と白星が交互に続く2勝3敗の成績だったものの、そこから一転して快調に白星を重ねていき、14日目には大関・琴欧洲を豪快な上手投げで破り、千秋楽には関脇・豪栄道にも勝利して10連勝し、12勝3敗の成績で優勝決定戦まで進出した。優勝決定戦では、千秋楽では対戦相手の琴欧洲が前日の旭天鵬戦で右足根骨靱帯を損傷し休場したために現行制度では初となる平幕力士同士での対戦となり、その優勝決定戦で栃煌山を叩き込みで破り、自身初となる幕内最高優勝を果たし、同時に6回目の敢闘賞も受賞した。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。