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Channel: まほろば自然博物館
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突き抜けて 青空のある 日記帳

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は26.8度から34.5度、湿度は88%から60%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるように呼びかけている。明日の26日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今朝もジンジンと気温が上昇してきた。英国士官レキ研究会の名札用のケースが少しばかり不足したので山越えでホームセンターに向かうことにした。

 

 すると山道で子鹿が飛び出してきたのには驚いた。

 

 英国士官レキ没後150周年記念式典は来月の5日の日曜日。レキさんが亡くなったのは12月20日なのだが、そのご子孫のブリジッドさんが8月の5日にお墓参りにおいでになるというので、急遽、前倒しで行うことになったもの。

 

 ということで、8月2日の県立病院の予約診察が終わればすぐに丸亀に向かい、3日の朝から会場準備などを行う。私は資料の展示とその説明役。4日は予備日と休養日。5日の朝から最終調整をして、10時10分のフェリーを待つ。ゲストさんや丸亀市長さん、報道関係者もその船で来る。それまでに会場の設営やら墓前祭の準備やらを完了させておかねばならない。

 

 今日の「夏休み子ども科学電話相談」で聞いたお話。このスイカの縦縞模様は何のためについているのか・・・という質問だった。そんなこと、考えたこともなかったが、「種の準備ができましたから、私を食べてください」というアピールのために目立つ色をしているのだという。植物は動けないから、動物に食べてもらって種を遠くへ運んでもらうための工夫だというのである。

 

 このおじさんが、甲南大学の教授、農学博士の田中修先生。スイカの緑色は「クロロフィル」という物質で、それがたくさん集まったものが、縦縞の模様なのだとか。みなさんも、「クロロフィル」という言葉を口にして覚えておくといい。

 

 今日は少しばかり気温が下がって33度から35度。でも、涼しいという感覚にはならなかった。

 

 体調の方も安定はしているが、この暑さだけに動くことには自信がない。

 

 ふと気がつけば、早くも稲の穂が出て、稲の花が咲き出している。早くも、そういう時期になったのか。

 

 セミも昼間の日中には啼かないが、朝夕の気温の低い時間帯にはよくないている。摂氏の25度付近がよく啼く気温らしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「斯(こ)う居るも 皆骸骨ぞ 夕涼み」という小林一茶の俳句である。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。文化七年、48歳の頃、「七番日記」執筆開始。帰郷して遺産交渉するも不調。11月、成美宅に滞在中、金子を紛失し、5日間足止め。「大江戸や芸無し猿も花の春」「故郷やよるも障るも 茨(ばら)の花」遺産相続で疲れた。故郷の人々は茨の花のように棘を刺す。「蝶飛んで我が身も塵のたぐひ哉」一茶は蝶に我が身を重ねることが多い。塵のようなつまらない人生だったか。「斯(か)う居るも皆骸骨ぞ夕涼み」こうやって生きてはいるが、死ねばみな骸骨だ。「ちる花や已(すで)におのれも下り阪」散る花のように、人生50を前に、何もなしえていないのにすでに下り坂か・・・。反省ばかりの一茶であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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