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Channel: まほろば自然博物館
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足下に 春の足音 うすみどり

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 まぁ、長い一日になったことでした・・・。朝の四時から起こされて、三男と一緒にガレージの片付けから始まって・・・。そんなに急いでどこにゆく・・・。

 

 ガレージの片隅には、野菜用の肥料やら耕耘機やら自転車やらお花の土やら・・・という農作業用の資材が置いてある。葬儀では、このガレージを受付場所に使うらしい・・。おりしも天候は雨からみぞれという天気予報だから・・・。それで、暗い内から片付け作業・・・。

 

 そうこうする間に夜が明けてきて・・・。6時半には葬儀屋さんがやってきて打ち合わせ・・・。葬儀の段取りなどができた頃になると、はやくも弔問客がやってくる。八時半前・・・。ガレージの掃除が終わり、迷犬ごんの犬小屋も移動・・・。

 

 これはデイサービスのお友達との思い出の写真・・・。誰が誰だかはご想像にお任せ・・・。

 

 だんだんと準備ができてくると雰囲気が漂い出す・・・。

 

 これが我が家の仏間。本人の希望で、我が家のお仏壇の前で休ませて欲しい・・・ということでこうなっている。

 

 これが、こういう形になる。これが浄土真宗のお葬式の姿。さっちゃんはお花が好きだったということで、大がかりなお飾りは控えて、お生花をきれに飾り付けていただいた。当然、お勤めは右のお仏壇に向かっておこなわれる。

 

 15時納棺、17時に通夜勤行。師匠の赤沢師が導師となって、私もお勤めに同座した。

 

 葬儀は簡単に簡素に・・・という遺志だったけれど、聞きつけた人たちが大勢集まってきて・・・、さすが、さっちゃんの人徳だなぁと・・・。

 

 さっちゃんの希望だった法名も「釈玲真」ということで師匠のOKをいただいた。これまた、さっちゃんの人徳なのかも・・・。最後までわがままを通す人だなぁ・・・。この「玲真」は華道の師範免状の名前。

 

 今日の掲示板はこれ。「眼を開けば どこにでも教えはある」というもの。どこにでも教えはあるのだが、私たちはその教えを見逃してしまい、聞き逃してしまっているに過ぎない。それが見えるか見えないか、聞こえるか聞こえないかは、そのときの私たちのこころのありようなのかも・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


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