Quantcast
Channel: まほろば自然博物館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

秋の日は 朝夕だけの 人の声

$
0
0

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は、今季初の14.8度から21.3度、湿度は70%から52%、風は4mから1mの西北西の風が少しばかり。明日の13日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 毎年、しわく広島では11月中旬ごろの土日に、「ふれ愛まつり」という文化祭が行われている。で、私もなにがしかを、この文化祭に出すことを考えてきた。

 

 ふれ愛まつりでは、こういう展示と、

 

 こういう演芸というか音楽舞踊やカラオケなんぞの展示が行われてきた。

 

 今となっては定かではないのだが、平成17年に、こういう本を展示して、40冊ほどを無料で差し上げた記憶がある。当時の自治会長から、「販売はまかりならん」と言われた記憶が残る。つまり・・、海の家を建ててから10年後のことである。それまでは、何をしたのかも記憶にはない。

 

 この時、真剣に私の本を読みふけっている方がいた。当時の市会議員、今の丸亀市長の梶さんであった。島出身の郵政の労働運動に身をささげた方の記事であった。

 

 その後、「本島の歴史と民俗」、「塩飽の神々と仏たち」を経て、この「咸臨丸と塩飽諸島」を展示した。この咸臨丸の本は、実に400冊以上も印刷製本したから大変だった。

 

 その後、何年かは狛犬シリーズを作った。

 

 その後、咸臨丸との関係が生まれて、咸臨丸に乗り込んだ水夫たちのお墓を調べて歩いた。この展示が縁で、横須賀の「咸臨丸フェスティバル」にも招待されて、このお墓マップを持参して展示もしてきた。

 

 その後、広島八十八か所を調べたり、「ベーハ小屋」という葉タバコ乾燥室を調べたりもした。

 

 島出身の、古川阪次郎や山口嘉次郎さんのことを調べた年もあった。これも、その縁で、丸亀で講演会が開かれた。

 

 この島四国、おだいしまいりも、これが縁で、「開創100周年記念法要」が営まれて、多くの島民の方々がお参りに集まってくれた。

 

 その後、島に残された、「英国士官レキの墓」を調べるうちに、「英国士官レキ研究会」が発足してメンバーにもなった。その延長から、今年の夏には、「英国士官レキ没後150年記念祭」が行われたことはまだ記憶に新しい。

 

 このレキさんのことを調べて展示をした年もあった。

 

 これが、その時の資料一式だった。

 

 一昨年には、俵札の中から見つかった、「しわく広島」からのお遍路さんの納め札を展示して、子孫探しもやってみた。でも、なぜか、昨年から「夏休みの自由研究」も、このふれ愛まつりに参加する研究がない。つまり、昨年の夏ごろから、急に体調がよくなくなってきていたのである。

 

 今日の掲示板はこれ。「下り坂には 下り坂の 風光がある」という榎本栄一さんの言葉らしい。いつもの赤松先生のお寺の掲示板である。「くだり坂にはまたくだり坂の風光がある」。野球選手などは35歳を過ぎると、体力が下り坂になったことを感じるのではないだろうか。私は「65歳を過ぎると…」と言えるようだ。私の母はよく「体が言うことを利かなくなって・・・年を取りたくないものだ」と言っていた。私は、入歯が土台に当って痛く、柔らかいものを恐る恐る食べている。一日に一回くらい苦しくなることがある。歩くときには足が痛み出す。頭が一年中ボーっとしている。胸や腹のアチコチがよく痛む。膝を打ってからそこが痛む。脚がよく攣(つ)る。腰、背中、肩が痛む。しかし「年を取りたくないものだね」というような言葉を発したことがない。人間、年を取っていくのは当たり前で、年を取ると体力が落ち、アチコチが悪くなるのも当たり前だと思っているからだろう。下り坂の風光は上り坂の風光とは違う。初めて見る新鮮な風光だ。その風光を楽しみながら毎日過ごしたいものである。(昨年の今日のブログ記事から)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

Trending Articles