さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていた。気温は11.4度から16.8度、湿度は83%から65%、風は2mから3mの北西の風がすこしばかり。明日の20日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
寂しくもの悲しい秋の日が過ぎてゆく。
大きな声では言えないが、小さな声では聞こえない。さて、昨日の昼下がりのことである。さぬき市多和竹屋敷・・・という地名の所がある。皆さんが歩いているところが昔の「へんろ道」で、その後、ずっと川沿いのたんぼ道を歩くのだが、最近は便宜上、この舗装された旧町道を歩くようになっている。実は、この町道と国道377号線との境目に、イノシシよけの防護策が張ってある。
ま、こういうネットを張ってあるのだが、みんなが歩いてくるので、それを一旦外して、みんなを通してから元通りに閉めようとした。
その時に、このスカート部分に私の靴が挟まって、私は小股すくいのようにアルファルトの道路面に叩き付けられた。「大丈夫、大丈夫」と気丈な返事をして立ち上がって、マイカーの中で深呼吸してお茶を飲んで気分一新したものだった。
ところがである。わが家に戻ってみれば足が動かない。出血や骨折の痛みはない。
左腕もすこしばかり傷を負っていた。考えてみれば、左半身が全身打撲みたいな印象。奥方に絆創膏を貼ってもらって夕食も食べずに寝てしまった。
寝ている間はいたみもなく、膝も曲がるようで大丈夫かなぁと思っていたのだが。お昼前に「Teijin」という会社の方が、酸素圧縮機の定期検査に来た。もう、退院して半年になる。そこで、6ヶ月点検ということらしい。その方が、「それはすぐにでも病院に行ってくださいよ」と言うので、お昼から病院に行ってきた。
実は、話せば長いことなのだが、数日前からおなかが張って、息苦しい。処方された薬は忘れることなく飲んでいる。それでも、とうとう、体重が70Kgを超えた。危険ラインだ。そこで、三食すべてを休んでいる。朝食はポチにやって、お昼のお弁当は食べずに残して奥方が食べている。夕食は食べずに寝る。でも、体重は70Kgのそのまんま。だから、ホントのところ、フラフラ状態。思考も停止中。
足を引きずりながら病院に入って、レントゲン検査も入念にやってもらったが、「骨にも関節にも異常はありません」という診断。
「奥様にも、異常はなかったから、安心してくださいと言うとってください。お土産に湿布薬でも要りますか」というので湿布薬を処方してもらった。「私の身体は、どないなっとるん?」異常はないといいつつ、「おなかはふくれる、体重は増える、足はむくむ。」異常はないといいつつ、「足は痛むし、びっこはひくし・・・」
それでも、「病は気からというじゃない、病気と書いて。そう、おもうから、そう思うのよ」なんていう人が周りにはいっぱい、いる。これでも、これは「気の病」なんだろうか・・・。
今日の掲示板はこれ。「大丈夫って言ってみる つらくて悲しいそんな日は 大丈夫って言ってみる」というもの。出典は「ちびギャラ3」絵と文(ボンボヤージュ)。ま、とりあえずは、それでいいかもしれない。余分な言葉は不要な気がする。とにかく、「大丈夫」って言ってみる。あれこれと考えても仕方がない。「大丈夫」「大丈夫」。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。