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春めいて うどん屋脇を 過ぎる風

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3度から13度、湿度は90%から57%、風は2mから3mの西の風が少しばかり。明日の20日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼前には雨が降る見込みらしい。

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 128/65-60 36.4c-97% 60.5Kg 1020hPa,6c,62% 体調に変化はない。

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 今日も昨日の続きで、志度寺からさぬき市造田宮西の広瀬橋までを歩きながら道標を探してきた。車で途中まで行き、そこから歩いて調べて戻ってくる。まるで尺取虫みたいなものだ。ま、往復調べられるから便利だと思ったのだが、案外としんどい作業になった。

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 志度寺さんから歩いて国道まで歩き、そこから、また戻って、車で正面(しょうめん)地区の交差点まで走り、そこから歩いて・・・みたいな調べ方。

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 こういうものを調べて歩いていくわけだ。本当は、偉い先生方がとっくに調べて資料にしてくれているのだが、それを、この目で確認しないと納得できないってことだ。ところが先生は具体的な場所を書いていないので、それを探して歩くことになる。

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 これは、「幸田(こうでん)墓地」である。上段に三基、中段に二基、県道沿いに八基のへんろ墓があると書いてあるが、それを、この中から探し出すのは容易なことではない。この、左下の雑草の生えているお墓が怪しいのだが、もう、文字はほとんど読み取れない。

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 この中央右が、「京都室町」の地が読めるので、これはへんろ墓だとわかるが、そのほかはさっぱり。

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 案外と読めないものだ。何度か通っていると光線や影で読めたりするものだから。

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 ここでもお墓を探したけれどわからないし、すぐ北に「供養塔」があるらしいのだが、それも見つからない。

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 ここはさぬき市造田の長行(ながいく)墓地。この中から六基のお墓を探すというのも無理と言うもの。

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 これは、先生の資料にはないのだが、武田徳右エ門の道標を、あとで中務茂兵衛が改刻したものらしい。

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 これも中務茂兵衛の道標である。「当山伽藍 241度目為供養 / 願主 中務茂兵衛義教」と刻んである。明治四十四年十一月吉辰とも刻んである。私たちの先生たちは古いものがお好きなようで、明治以降のものは眼中にない・・というような感じがした。

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 で、午前11時。パワーダウンでここでお昼にした。さぬき市造田宮西にある「溜うどん」である。

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 写真は悪いが、「肉ぶっかけ小の温いん」で400円。

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 今日の掲示板はこれ。「同じことでも「なんだこれしかできない」と不満に思う人「これだけはできた」と喜ぶ人 喜ぶ人が幸せへ」というもの。「3歩しか歩けない」と嘆くのか、「3歩も歩けた」と喜ぶかの違い。それが人生には大きなことで、1,000Kmしか歩けないのか、1,000Kmも歩けたと喜ぶのかみたいな差になって来る。人生は、そんな少しの差が大きな喜びに実って来るものだ。昨年の秋には50mが歩けなかったのに、今日は往復で8Kmは歩いたことになる。今回の調査で、しみじみとかみしめたことだった。

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じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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